miyoshi179L
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今月は、聴覚・言語障害を考えます。聴覚・言語障害は、人の声や物音が聞こえない、聞こえにくいという障害です。外見からは、障害のあることがわかりにくいため誤解を受けたり、話し言葉による意思の疎通を図れないことが大きな悩みです。次回は、肢体不自由について考えます。問 社会福祉課障害者福祉係  ☎0824-65-2051 0824-62-6285  三次市障害者支援センター ☎0824-65-1131 0824-65-1132生活場面例困りごと対応例行 政○大きな会場で開催されるイベントでは、手話通訳者がいても見えにくい。⇒会場全体から手話が見えやすいように、高さ60cmの台を用意し、手話通訳者を見やすい前の席を、希望者向けに確保した。また、拡大スクリーンを設置し、後ろの席からも見やすいようにした。学校・教育○出席点呼を聞き取れないが、他の生徒と同じように返事をしたい。⇒出席点呼をするときには、口頭だけでなく、身振り、指文字、手話などを加えて、その生徒に自分の順番になったことを伝えた。○英語の試験にリスニングがあるが、聴覚に障害があることで受験することができない。⇒代替試験を実施し、点数を補えるようにした。仕事・雇用○補聴器を使っているが、業務連絡の放送が聞き取りにくく、放送自体に気がつかないこともある。⇒対応が必要と思われる業務連絡の場合には、同僚が確認の声かけを行うようにした。また、業務連絡を電子メールでも行うこととした。サービス (買い物・飲食店など)○病院の待合室で診察順を待っているとき、呼ばれてもわからないことがある。⇒通常は診察室から次の受診者の名前を呼んでいるが、待合室の座席まで呼びに行くようにした。○飲食店では、メニュー表への指差しで注文しているが、細かい希望を伝えることが難しい。⇒麺類を扱っている店では、筆談ボードを使うことによって「固い麺か、柔らかい麺か」「甘口か辛口か」などを店員に伝えられるようになり、他のお客と同じように細かい注文にも対応できるようになった。災 害○避難所で、食事の提供時間などのアナウンスがあっても聞こえない。⇒掲示板やホワイトボードを用いて、アナウンス内容を文字化してお知らせするようにした。~合理的配慮の提供事例~ご支援いただいた皆さまを紹介します 「平成30年7月豪雨」により被害を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。本市の被災に対し、市内外から多くの温かいご支援をいただきました。感謝の意を込めて、ご支援いただいた皆さまを紹介します。(順不同・敬称略)●災害寄付金・見舞金 【企業・団体】匿名▽アーク不動産株式会社▽岩手県一関市▽日本共産党中央委員会▽宗教法人金光教▽三次農業協同組合▽ジョージア日本語学校アトランタ補習授業校▽横谷神楽団▽ものづくり産業労働組合JAM▽広島県市長会▽全国市長会▽広島県市議会議長会▽全国市議会議長会▽中国市議会議長会 【総額】791万7528円(1月25日時点)●義援金 57万6706円(1月25日時点)●ふるさと納税(豪雨災害指定・返礼品なし) 523万7299円(269件)(1月25日時点)●支援物資・支援活動など 株式会社三次衛生工業社▽株式会社コスモス▽有限会社備北清掃社▽有限会社タカハシ包装▽シンレキ工業株式会社▽アサヒグループホールディングス株式会社▽株式会社セス▽有限会社はなわ▽一般社団法人広島県農業会議▽島根県邑南町▽島根県飯南町▽庄原市●災害ボランティア支援 (三次市社会福祉協議会とりまとめ) 延べ112人の皆さま広報みよし 2019.2月号13

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