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パラ陸上(砲丸投げ・やり投げ)白しら砂まさ 匠たく庸や さん2歳の時、事故により左手関節を離断する。高校から競技を始め、当初は健常者と同じ陸上部で走り幅跳び、砲丸投げに取り組んでいたが、高校3年生からパラ陸上に転向。2016アジア・オセアニア陸上競技選手権大会に出場し、やり投げ3位、走り幅跳び3位の好成績を残す。翌2017年の第22回関東身体障害者陸上競技大会では、砲丸投げで優勝し、11m29の日本新記録を樹立。2018年には強化指定選手に選出され、WPA北京グランプリでは、砲丸投げ11m83で自身の持つ日本記録を更新。第29回日本パラ陸上競技選手権大会で、やり投げ2位、砲丸投げ12m04の新記録を樹立し優勝。現在、やり投げ世界ランク10位、日本ランク2位。インタビュー陸上を始めたきっかけは?  高校3年生の時に、陸上部の顧問に「パラ陸上をやってみないか」と誘いを受けたことがきっかけです。陸上競技(砲丸投げ・やり投げ)の魅力は?  投げ出された砲丸・やりがどれだけ遠くまで飛ぶか、どれだけ飛ばせるかが魅力です。スポーツ(陸上)をやっていてよかったことは?  選手・地域・職場のつながりを感じることや自分の障害と素直に向き合うことができることです。白砂選手にとってスポーツとは?  自分の人生を大きく変えてくれたものであり、やりがいを感じるものでもあります。子どもたちに伝えたいことは  三次に自分のような選手がいることを知ってもらい障害者スポーツを身近に感じてほしいです。陸上競技も「走る」「投げる」「飛ぶ」いろいろな競技があるので、少しでも興味を持ってほしいと思います。2020年東京パラリンピックに向けて一言  職場・地域・競技関係者の方への感謝を忘れず、日々の練習をしっかり行い、東京パラリンピック出場をめざしてがんばります。パラ陸上(砲丸投げ・やり投げ) 障害クラスF461996年7月27日 北広島町出身あいおいニッセイ同和損害保険株式会社広島支店三次支社勤務※三次市は、あいおいニッセイ同和損害保険㈱広島支店と地方創生に関する連携協定を締結し、協働による市内小・中学生へのスポーツ指導などを行うことで、地域活性化に取り組んでいます。三次から、世界へ挑戦。三次から2020年の東京オリンピック・パラリンピック出場をめざす選手達のプロフィールや想いを紹介します。問 2020年東京オリンピック・パラリンピック事前合宿誘致推進室(企画調整課特命担当)  ☎0824-62-6408 0824-62-613715Miyoshi 2019.4

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