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学校では、子ども自身が課題を見つけ、解決していく過程を大切にしています。自主学習ノートや辞書活用の取り組みはその一環です。家庭でも、分からないことは自分で調べたり、予習や復習で苦手科目の克服や得意科目の力を伸ばそうとしたりする「主体的な学び」を応援していきましょう。問 学校教育課教育指導係 ☎0824-62-6187 0824-62-6288【課題】小学校第3学年の社会科は「基礎・基本の力」「活用の力」いずれも全国の平均正答率をわずかに下回りました。他学年の社会でも、複数の資料から必要な情報を読み取り、思考・判断し、自分の言葉で表現する力に課題が見られました。このような課題を克服するために、児童生徒が自ら課題を見つけ、思考・判断し、解決したいと思えるような「主体的な学び」を促す授業づくりを、三次市内すべての学校で取り組んでいます。404550556065707580404550556065707580%%いつもしている全くしない全教科の平均正答率の高さ64.2家でも学校でも調べているほとんど調べない76.271.459.3【小中合同研修会の様子】小学校と中学校の先生が一緒に研修の機会をもち、9年間でどんな力を付けていくのかを話し合ったり、「主体的な学び」を促す授業づくりにむけて互いの授業を参観し合ったりしています。小・中学校の互いの授業の良いところを学び合いながら、小学校の学びを中学校へつなげ、児童生徒の力をさらに伸ばそうと取り組んでいます。学校では、「主体的な学び」を小中9年間で取り組んでいます!「家で授業の予習や復習をする子ども」「わからない言葉が出てきたときは辞典などを引いて調べる子ども」と平均正答率の関係をみると、各質問項目に肯定的に回答する子どもは、教科における正答率が高い傾向にあります。これは、その他の学年も同じ傾向にあります。家庭でも「主体的な学び」を!(「生活・学習意識調査」の結果から)家で授業の予習や復習をしていますか。 (小学校第6学年)わからない言葉が出てきたときは、辞典などを引いて調べていますか。(中学校第1学年) 先生が一方的に知識を伝えるだけの授業ではなく、○児童生徒の思いや願い、考えを大切にする 【学習者基点の学び】○解決に向け、積極的に思考・判断・表現する 【能動的な学び】○学んだ知識をつなげて新たな学びを展開する 【深い学び】            授業です。「主体的な学び」を促す授業とは…みんなに分かりやすい説明にするには?これまで学んだことが生かせそう!こんなふうにやってみたい! 調べてみたい!もっと詳しく調べなきゃ。9Miyoshi 2019.4

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