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Tokyo 2020坂井さんの顕彰レリーフ(みよし運動公園陸上競技場前)未来へつなぐ~あなたの想いとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックを応援します~三次市から1964年東京オリンピック最終聖火ランナーを輩出白砂選手との合同練習1964年の東京オリンピック最終聖火ランナーを務めた坂井 義則さんは、三次市出身です。坂井さんは昭和20年8月6日生まれ、「広島原爆投下の日」という象徴的な日に生まれたことから最終聖火ランナーの大役を務められることとなりました。10万713人目のランナーとして国立競技場の階段を駆け上がる姿は、戦後20年を迎えた当時の日本の復興の象徴として世界中に多くの希望をもたらしました。坂井さんは、日本で再びオリンピックが開催されることを心待ちにされながら、平成26年9月に他界されました。生誕の地である三次市を再び聖火の灯が通過することで、子どもたちをはじめ多くの人々に元気と希望を届け、当時の記憶と記録を後世につないでいくことができます。東京2020オリンピックの聖火リレーコンセプトは「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」です。皆さんの想いとともに聖火リレーを盛り上げ、オリンピック・パラリンピックを楽しみましょう!①白砂選手(右)と砲丸投げのアルベルト・バルガス選手(中)。投てき競技の選手同士話が弾む。②トラック競技のヘスース・マーレス選手(右)にやりの握り方を教える白砂選手(左)。 東京2020オリンピックをめざすメキシコ選手団29人が市内で事前キャンプを行いました。期間中は練習だけでなく、交流イベントやパラリンピック出場をめざす、やり投げの白しら砂まさ匠たく庸や選手との合同練習などを行いました。問 2020年東京オリンピック・パラリンピック  事前合宿・聖火リレー三次市実行委員会  ☎0824-62-6553  0824-62-6235坂井さんのプロフィール昭和20年8月6日生まれ 三次市出身昭和38年三次高校在学中 第19回国民体育大会陸上競技400mで優勝昭和39年早稲田大学に進学 東京オリンピック陸上競技400m・1600mリレーの強化選手に指名される昭和39年10月東京オリンピック最終聖火ランナーの大役を務める昭和41年バンコクアジア競技大会陸上競技1600mリレーで優勝、400mで銀メダルを獲得昭和43年フジテレビに入社。主にスポーツと報道分野を担当(平成17年退職)平成26年9月死去平成26年10月国際フェアプレー賞受賞3Miyoshi 2019.9

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