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市民目線で市役所の仕事をチェック- 行政チェック市民会議からの提言 -子育てしやすい環境づくりは、経済的な負担軽減はもちろん、きめ細やかな支援や保育の充実など、総合的な視点で取り組む必要があります。国費により賄われることになった本事業の予算を、他の子育て支援策に活用するよう検討するとともに、関係部局が連携し、市民や地域も巻き込みながら、一体的に子育て支援を行ってください。競技力や技術の向上はもちろん、教員が学習指導や生徒に向き合う時間の確保、働き方改革にもつながり、中長期的には指導員を全中学校に配置するなど、拡大を期待します。配置の目的やねらい、部活動外部指導員との違いを保護者にも丁寧に説明し、良好な関係を築くことが必要です。指導員の選定には十分に留意し、指導力の向上や質の確保にも務めてください。また、同一の指導員が長期的に指導に当たることを市民は望んでいます。成績至上主義にならないよう、生徒の部活への意欲の向上や教員の時間外勤務時間の削減実績などの観点からも事業の成果を測ってください。3 部活動指導員配置事業(学校教育課)子どもの成長を見守る仕組みとして、取り組みの強化を望みます。ネウボラの発祥地フィンランドのような支援体制が理想的ですが、国の政策にも関わり、市単独で行うのは難しい面があります。当面は研修を充実して職員を育成するとともに、制度に対する支援や専門職の確立について、国や県へ働きかけてください。相談窓口の利用拡大にあたり、あまり外出しない母親にいかにアプローチするかが課題です。また、ネウボラみよしが小学生以上のお子さんがいる家族でも利用できることをしっかり周知してください。サテライトの増設と機能の充実についても、今一度検討をお願いします。多子世帯の経済的負担を軽減する子育て支援策として適切に取り組んでいます。国の政策により幼児教育・保育の無償化が始まっていますが、これまで支援の対象となっていた世帯が、国の制度要件により対象外とならないよう留意してください。1 ネウボラみよし事業(健康推進課)2 多子世帯保育料軽減事業(子育て支援課)災害や避難情報の伝達のあり方は、全国的にも課題となっています。三次市では、音声告知放送や防災メールなどのほか、スマートフォンアプリの導入により情報伝達手段の多重化を積極的に図っています。単身世帯の高齢者などが避難行動を起こすきっかけとして、近親者や近隣の方の声掛けが重要になります。今回導入されたアプリを、市外に住む近親者や自主防災組織の主要なメンバーなどに登録してもらい、そこから声掛けをしてもらうことで、より効果が高まると考えられます。登録の拡大に向けた周知の工夫とともに、アプリを介した声掛けの啓発活動を徹底してください。4 災害・避難情報等伝達環境整備事業(危機管理課)令和元年12月26日(木)、「行政チェック市民会議からの提言」が、市長に提出されました。その提言内容の要旨を紹介します。「行政チェック市民会議からの提言」とは…市が行う事務事業を内部評価した結果について、公募市民・学識経験者などで構成する「行政チェック市民会議」において外部評価していただきました。令和元年度は、内部評価を行った149事業のうち、市民会議において選定した9事業を対象に、市民の視点による外部評価が行われ、評価結果を提言としてまとめていただきました。問 企画調整課企画調整担当 ☎0824-62-6115 0824-62-6137スマートフォンアプリ「コスモキャスト」iOS(iPhone・iPad)Android(アンドロイド)10Miyoshi 2020.2

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