miyoshi191L
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今、僕達の町は少子高齢化になりつつある。しかし、若い世代がこの町を良くしようと積極的に動いているのは確かだが、何か物足りないと思う。それは、実行者、参加者もうすうす感じていることだと思う。誰もが楽しみ、誰もが喜ぶ行事。もちろん実行者はその行事に町全員の人が集まって欲しいと思う気持ちはある。しかし、全員集まれていないのも確かだ。おそらくそれは毎年の課題になっている。では、どうしたら人が集まるのか、どうしたら全員が楽しくでき、全員が喜ぶことができるのか。まずは、若い人が軸になって動くことが重要である。そして更に若い人を入れて、実行者を増やし、まず家族から、まず家族からと参加者を広めていき、まちづくりは、意外に私のすぐそばにあると思う。「まちづくり」と言うと、私は大掛かりな事を想像してしまう。でも、少し考え方を変えると自分が今すぐに始められる「まちづくり」がある。私が一番簡単で、すぐに始めることができるまちづくりはあいさつだと思う。これはまちづくりだけでなく、普段の生活にも大切だ。例えば学校の教室の中で話したことがない人がいたとする。でもここで勇気を出して「おはよう。」とあいさつするだけで友達になれることも少なくないはずだ。これと同じ様に誰にでもあいさつをすれば、地域全体が明るくなっていくと思う。次に私が良いと思うまちづくりは、地域の身近な行事に積極的に参加すみなさんが住んでいるところは、よりよいまちにするために何をしていますか。私が住んでいる三次市は、市民みんなで協力してまちづくりをしています。そのために三原則をつくっています。まず、「自分たちの地域のことは、自分たちで考え、つくっていく」ということを基本としてみんなで力を合わせてまちづくりを行う協働を原則としています。例えば、大人の方が「元気な子どもの声を聞きたい」と思ったら声かけ運動をすると自分たちで考え、たくさんの人に協力を求めてみんなで実施をします。この原則では、まちづくりの主役である市民の人が関わり、市民と市議会および市がそれぞれの役割を果たし、身近なまちづくり塩町中学校 2年 日ひの熊くまくるみさん三次市のまちづくり 広島県立三次中学校1年 白しら築つき 未み来くさん町の活性化塩町中学校 3年 永なが谷たに 琉りゅう馬まさん【中学3年生の部】【中学2年生の部】【中学1年生の部】市内中学生から「地域やまちづくりについて思うこと」をテーマにまちづくり作文の募集を行い、182作品の応募がありました。その中から、優秀作品として表彰された3作品を紹介します。中学生まちづくり作文 表彰作品6Miyoshi 2020.2

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