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水道料金の適正化に向けて第1回水道使用料等検討委員会の延期 水道料金の適正化に向けて、第1回水道使用料等検討委員会を4月23日に開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期しました。商工業者、水道使用者、学識経験者等で組織する水道使用料等検討委員会については、新型コロナウイルス感染症が収束した段階で、改めて開催日程の調整を行います。上水道の現状と問題点 安全で安心な水を安定供給するためには、きれいな水を作る浄水場、一時的に水を貯める配水池、家庭などへ送る配水管など、様々な施設整備が必要となります。 市の上水道は昭和39年水道事業の認可を受け、昭和43年から三次町、十日市町の一部で給水を開始しました。 その後、生活水準の向上、周辺地域の開発による水の需要増大に対応するため、水道施設の整備を進めてきました。 現在は、整備後50年を超える施設が増えており、老朽化に伴う施設の故障や配水管の漏水事故が増えてくる傾向にあります。シリーズ 02問 水道課営業係 ☎0824-62-4843 0824-62-8111 水道水の元になる水を「原水」と言い、原水は川の水、地下水、ダムに貯められた水の3つに分けられます。向江田浄水場は馬洗川、寺戸浄水場は場内の井戸から取水しています。 原水はきれいに見えても細かい砂や細菌などが混ざっています。それらの原水を安心して飲める水にするところが浄水場です。向江田浄水場 馬洗川の水を、取水口から取り入れ、浄水場内の着水井に入ります。原水に薬品などを投入し、かき混ぜ、水中の砂やゴミなどを固まりにします。固まりになったゴミや砂を沈殿池で取り除き、ろ過池へ水を送ります。ろ過池では、敷き詰められた砂の層に水を通して、もっと小さなゴミや細菌を取り除きます。最後に塩素で消毒をして配水池へ送ります。寺戸浄水場 寺戸浄水場内にある取水井から原水をくみ上げ、膜ろ過設備に水を通しゴミを取り除きます。膜ろ過を通った水に塩素消毒を行い、配水池に送ります。 配水池に送られた水は、水道管を通って皆さんの家に届けられます。 向江田浄水場では毎日約3千トンの水をつくり、寺戸浄水場では毎日約1万トンの水をつくっています。水道の水が届くまで寺戸浄水場見学の様子9Miyoshi 2020.5

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