備北のかがやき第17号
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でも「ヒバゴン」………って?ヒバゴン音頭2017ヒマラヤ山脈に住むという雪男やネス湖に生息するといわれるネッシーなど、世界中で未確認生物の話題がブームとなった1970年代、広島県比婆郡西城町(現広島県庄原市西城町)で目撃情報が飛び交ったのが「ヒバゴン」。全国的な話題となり、当時の町役場に「類人猿係」まで作られた。この実話をモティーフに、直木賞作家重松清が、「いとしのヒナゴン」(2004年文藝春秋刊)を上梓。2005年に映画化された。監督渡邊孝好、主演井川遥、伊原剛志、主題歌は奥田民生(ユニコーン「素晴らしい日々」)という豪華版。ロケ地はご当地西城町。広島県の山間の町、西城町ならぬ「比奈町」。全国の中山間地域の共通課題、過疎と高齢化と財政赤字の増大を抱え、備北市との合併問題に揺れている。子どもの頃ヒナゴンに遭遇したことのある町長のイッちゃん(伊原剛志)は、30年後、役場内に再び「類人猿課」を設置し、ヒナゴン探しを始める。「類人猿課」に就職したヒロイン信子(井川遥)は実はヒナゴンの第一発見者ホラ健(夏八木勲)の孫。ヒナゴンをめぐる騒動と反町長派の候補者との町長選挙の行方は・・・。そして、信じることのできる人と信じあえる人たちにしか分からない奇跡が訪れる。2011年地元有志の方々*を中心に誕生したヒバゴン音頭。NHK広島のテレビ番組「勝手にブランド発見伝」をきっかけにリニューアル。アレンジは、RADIOFISH「PERFECT HUMAN」を作曲したJUVENILEさん、歌は広島出身の歌手TEEさん、RADIOFISHのメンバーでもあるFISHBOYさんが振り付けを担当した。庄原各地での乱舞のシーンが、動画サイトにもアップされ、ヒットの予感が。食彩館しょうばらゆめさくらではヒバゴン音頭2017の講習会を予定している。問 食彩館しょうばらゆめさくら ☎0824-75-4411まで。*オリジナルヒバゴン音頭 作曲/田辺のぼるさん、作詞/森永まゆみさん、 編曲/中島昭二さん、歌/黒田清隆さん庄原市観光キャラクターヒバゴンヒットの予感映画「ヒナゴン」ちょっとだけあらすじ©2004「ヒナゴン」フィルムパートナーズ庄原さくらフェスティバル実行委員会のメンバー。フェスティバル当日は参加者全員総立ちのヒバゴン音頭を企画中。写真右 備北のUMA(未確認生物)のことならおまかせください。(一社)庄原市観光協会 名物ガイド観光コーディネーター 熊本 洋道さん☎0824-75-017326

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