広報にじ53号-電子ブック
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活動のきっかけは活動のきっかけは閉園した保育所を地域の活動する場・居場所に使えないかなと思い,法人を設立した方が良いのではと立ち上げました。法人の目的としては「家に閉じこもりがちな方を外へ出そう」というものです。活動を通じてのつながり活動をするに当たって,広島県社会福祉協議会・福山市社会福祉協議会・鞆学区福祉を高める会や地域包括支援センター・小学校などの担当者と顔見知りになりました。こうしたことから場づくりを進めていきました。また住民交流のきっかけを作るということでイベントの開催,すなわち“仕掛けていくこと”を始めています。何が出来るかを探すのが私の役目私のいる地域のいきいきサロンなどで流している,体操付きの賛歌を作成しました。ここでの私の役目としては何が出来るかを探すことが役目です。Aさんは絵が上手,Bさんは体操が上手とか,そんな人を集めて作っていきました。ひとりぼっちにならないで一人暮らしはいいんですよ,だけど”ひとりぼっち“がいけんのです。そんな活動をしようとのことで,小学校の生徒に協力をしてもらい,こころの応援歌のCDを作成しました。高齢者だけの話ではなく学校や地域の問題も”ひとりぼっち“がだめなんです。結果オーライイベントを企画するときなどは,くよくよしていてもしょうがないので,“実際にやってみて良かったらいいじゃないか”という気持ちで取り組んでいます。認知症になっても住める町を作っていこう地域の関係者と情報網をつくったり,関わる機関と連携をして見まもり活動を行っています。ここでも“ひとりぼっち”にならないようにという思いで取り組んでいます。福山市鞆とも町で地域福祉の活動をされている稲葉さん。気になる人や子どもたちの見守り活動に取り組まれ,世代を超えた地域の拠点づくりやイベントの開催を行われています。稲葉さんの活動についてお話をしていただきました。講師:稲いな葉ば繁しげ人とさん(NPO法人 鞆ともの人と共にくらしを)地域まなび塾平成29年9月2日(土)第2回 人こそ「地域」 ~他地域のおはなし~その1 鞆とも町から発信!地域福祉について2広報にじ No.53

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