広報にじ53号-電子ブック
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※2018年1月20日(土)に第4回地域まなび塾を予定しております。詳しくはイベントお知らせページへ。平均寿命から健康寿命へ目標とするのは平均寿命を伸ばすだけではなく,自分で判断でき動ける,寝たきりにならない健康寿命を延ばすことが究極の目標だと思います。余暇を制するものは人生を制す人生90年とすると,睡眠時間や生活時間,労働時間を引くと約20万時間。そのうち定年退職後は,約10万時間となり,これは労働時間と同じ時間数となります。この“余暇”の活用が大切です。認知症予防の観点から“1日10人に会おう”というものがあります。10人の人と会おうと思えば外に出ないといけない。これは余暇を考える中でも非常に重要なことだと思います。地域の課題を見つけよう地域のサロンなど長く活動していると高齢化を迎え困っている。定年を迎えた方に入ってきてほしいがなかなか難しい。地域では役に立ちたいと思っているがその一歩が踏み出せない。戸惑っている方が多いです。地域を輝かすために地域で活動を行う上で団塊世代の方を巻き込みたい時の参考として,ユニホームに弱いということがあります。中にはユニホームをまず作られたという団体もあります。そして来られた際にはいきなりお願いしますではなく,まずはお手伝いから少しずつ関わってもらうのが良いかと思います。多くの人を巻き込む組織作りとしては,伝承遊びや漬物教室など世代を超えて行えるようなものを企画してみる,誰もが興味がある健康づくりをテーマにあげるなど,様々な攻めの組織作りがあると思います。そのほかには,ニュースポーツを活かすことがあると思います。例えばペタンクやクッブ等は,3世代が同じスタンスで楽しめるスポーツとなっています。ニュースポーツついては次回詳しく紹介させていただきます。地域,組織,個人の健康・余暇支援を目的に2012年に「健康デザイン研究所」を設立。日本余暇会理事長・広島県レクリエーション協会理事としても活躍されています。今回は,これまでに関わってこられた地域での事例を紹介していただき地域で輝くためのきっかけをお話いただきました。講師:山やま崎さき勇いさ三みさん(健康デザイン研究所 代表)地域まなび塾平成29年10月14日(土)第3回 ここで暮らす 私たちにできること。①自分も輝き 地域も輝くキーワードは“無理なく,楽しく,面白く”退職後の男性の地域デビューや自分の出来ることでやっていかれている活動の実例を紹介されました。活動が,健康と生きがいにつながっているそうです。紙ヒコーキづくり昔の遊び絵本の読み聞かせ4広報にじ No.53

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