広報にじ54号電子ブック用
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平成29年12月2日(土曜日)小畠交流会館にて,傾聴講座を開催しました。講師には,親業訓練シニアインストラクターとしてご活躍中の石いし田だ睦むつ子こさんをお招きし,『共に輝く』と題してお話しいただきました。石田さんは,「人は,自分の想いを聴いてもらえることで心が安定し,考える力・生きる力・自己肯定感が高まる」と話され,自身のこれまでの祖母の介護や,学校での相談員としての経験などを通して,認知症の人であれ子どもであれ,一人の人間として関わり,その人にとって安心で安全な環境をつくっていくことが大事なのだと語られました。また,親として大切にしたいポイントや,自分の想いを伝える話し方など,時にはユーモアを織り交ぜながら,楽しくわかりやすく説明してくださいました。傾聴講座 ― 聴く力を学ぶ。―さらに,後半には実技の時間もあり,傾聴について具体的に学ぶことができ,内容の濃い1時間半となりました。参加者からは,「楽しい時間だった」「勉強になった」「明日からの仕事に活かしたい」「子育て世代にも役立つ話だと思う」など,嬉しい声がたくさん寄せられました。自身の体験などをとおして,わかりやすく話してくださいました。冬は乾燥する季節です。空気が乾燥すると,口や鼻や皮膚からカラダの水分が失われ,知らないうちに脱水症になる可能性があります。脱水は,めまいや口の渇き・頭痛・吐き気,さらに意識障害やけいれんなどの健康障害をもたらしたり,脳梗塞・心筋梗塞などを引き起こすおそれもあります。日常生活にちょっとした工夫を取り入れ,冬場の脱水を防ぎましょう。冬の脱水を防ごう!■脱水を防ぐ工夫のどの渇きは脱水が始まっている証拠。渇きを感じる前に水分補給することが大事です。特に,水分が不足しやすい 起床時・入浴の前後・就寝前や運動の前後には,水分を摂るよう心掛けましょう。家の中はコタツやストーブ・エアコンなどの暖房器具を使うため,外よりも乾燥しています。加湿して部屋の乾燥を予防しましょう。また,マスクの着用も効果的で,息の保湿効果が鼻やのどを乾燥から守ってくれます。【部屋の乾燥を防ぐ方法】こまめに水分をとろう!部屋の乾燥を防ごう!水の入ったコップを置く洗濯物の部屋干し霧吹きで水をまく植物を置く加湿器を使う10広報にじ No.54

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