広報にじ57号-電子ブック2
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 こんなことはないですか?今までお裾分けをしたり気になっていた人が,何らかの制度サービスを利用されるようになってお裾分けをしなくなった,あまり気にならなくなったということが。これはつまり「安心と関心」ということです。人は安心があると関心がなくなるのです。想像してみましょう。5年後10年後の自分の暮らしぶりを。私たちは必ず年をとっていきます。いつかは支援される立場になります。支援される立場になることを起点とした仕組みづくりが必要です。他人の為ではなく,自分の為として。 自分一人では健康にはなれません。最近の研究で健康長寿のポイントが少し変わりました。まず社会性を持つこと。社会性は一人では作れません。そして近所の集いや趣味の集まりへの参加。つまり日常的な娯楽等も十分に「社会性」の維持に役立ち,筋肉量の維持にもつながるとのこと。そしてその筋肉を作るのは,タンパク質。つまり肉料理なんです。①社会性を持ち ②毎日よく動き ③よく肉料理を食べる神石会場のようす三和会場のようす豊松会場のようす○繋がりが切れる 制度が壊す 支え合い…○自分を真ん中に!「見まもり活動」から「見守られ活動」へ!◆参加者へのアンケートを行いましたあなたのお住まいの地域の見守りについて,どのように感じますか<理由>◦日常と異なる状況を感じた時,気になり声かけをしている。◦声かけ,あいさつをしながら,お互いを気にかけている。◦隣近所のお年寄りを毎日見守り,話しかけている。◦サロン,カフェ,趣味の集まり老人クラブなどの活動をしながら互いに「見守り」ができているように思える。◦近所のつきあいがうすくなった。ボランティアをする人が少ない。仕事中心になっている。◦地域支え合いと公的ケア(介護保険制度等)がうまくかみあってない。地域の繋がりが薄れていると感じる。◦昔あった“絆”や“結い”の精神が薄れてきている。◦一部分しか出来ていない。○活き生き元気な暮らしをつくるための「3つの言葉」①しっかりできている 6人(7%)②まあできている 64人(73%)③あまり できていない 11人(12%)④無回答 7人(8%)5広報にじ No.57

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