神石高原6月号
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いざという時のために災害対策を!梅雨や台風の季節がやってきます 例年,6月から9月にかけて全国各地で梅雨前線や台風などの影響で,河川の氾濫や土砂災害など,各地で多くの被害が発生しています。最近では,短時間に大雨が降ったり,山林の開発が進んだりして,これまで災害がなかった場所でも土砂災害が発生しています。 日ごろから危険な箇所や災害の特徴を確認して,大雨・長雨に備え,未然に災害に備えましょう。 地震・大雨などの災害による被災箇所または災害の恐れがある箇所を見つけたときは,次のとおり担当部署へ連絡してください。非常時に備えた心構え いざという時には直ちに避難しなければなりません。普段から非常時に備え防災用品を備えておく,各家庭で避難場所を決めておくなどの準備と心構えが大切です。  非常持出品(例)   ・非常食品  ・照明器具  ・応急医薬品  ・ラジオ  ・貴重品  など    ※災害時の避難施設については町ホームページに掲載しています。もし被災箇所を発見したら…被災箇所など本庁担当部署各支所町道・河川建設課 建設係 ☎89-3338各支所 町民課油木支所☎82-0211神石支所☎87-0211豊松支所☎84-2211農地および農業用施設(農道,ため池,用水路,頭首工など)建設課 基盤整備係 ☎89-3338林道および林業施設,山林土砂災害の特徴 がけ崩れ(急傾斜地の崩落)  急ながけなどの地中に水がしみ込み,土の抵抗力が弱くなった部分が一気に崩れ落ちること。傾斜が急な斜面や,水の集まりやすい斜面で起こります。 こんなときには注意!・がけから小石が落ちてくる・がけにひび割れができる・がけから水が湧いてくる,湧き水の量が増える 土石流  谷や斜面にたまった土砂などが,豪雨や長雨により水と一緒に一気に下流に流れ出すこと。急勾配の渓流や,上流が崩壊などで荒れている渓流において注意が必要です。 こんなときには注意!・川の水が濁ったり,流木がまざり始める・雨が降り続いているのに,川の水位が下がり始める・山全体から地鳴りの音が聞こえてくる 地滑り  比較的ゆるやかな斜面において,地中の滑りやすい層の地盤が,地下水などの影響を受けてゆっくりと動き出すこと。 こんなときには注意!  ・地面や斜面にひび割れができる  ・地面や斜面から水が吹きだす  ・井戸や沢の水が濁る2広報 神石高原 No.106

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