神石高原9月号
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9月20日~26日は動物愛護週間です動物愛護法では,ひろく国民の間に,命ある動物の愛護と適正な飼育についての関心と理解を深めていただくため,毎年9月20日から26日を「動物愛護週間」と定めています。飼い主が所有権を放棄したり,捨てられたりした犬や猫は広島県動物愛護センターへ引き取られ,そのほとんどが殺処分となっています。(H24年度広島県内殺処分数7,175匹)町では平成24年7月から,NPO法人ピースウィンズ・ジャパン災害救助犬訓練センター(ドッ引き取られた犬猫の約9割は殺処分されています殺処分ゼロをめざして■取り組みの柱 NPOと連携した犬の再譲渡システムの構築  犬については,広島県動物愛護センターへの引き渡しではなく,再譲渡を前提としたNPO一時保護施設を活用し殺処分の減少を図ります。※対象は町内犬のみ 安易な引き取りの中止  引き取りに関する住民周知の中止,引き取り希望者に対する指導を強化するなど,安易な引き取りを行わないことにより引き取り数の減少を図ります。「動物の愛護及び管理に関する法律」の一部改正により平成25年9月1日から,飼い主から犬または猫の引き取りを求められた場合,これが終生飼養の原則に反すると認められる場合には,引き取りを拒否することができることとされました。 ※どうしても飼うことができなくなった場合は,環境衛生課へご相談ください。 不幸な命を生み出さないための措置  飼い犬・猫の避妊去勢手術費用への助成制度の創設  (H25年度~H27年度の3年間限定)助成率1/3(上限1万円)※要件があります。 終生飼養の徹底・動物愛護思想の普及啓発  飼い方やしつけなどの相談窓口を設置し,終生飼養の啓発や飼い主サポートの充実を図るとともに,住民に対する動物愛護思想の普及啓発を図ります。所有権放棄の理由は,「散歩が出来なくなった」「子犬や子猫が生まれたが飼えない」「ペットが年を取ったから」などで,ほとんどが人間の勝手な都合です。町内犬猫の動物愛護センターへの引き渡し数H22H23H24内放棄内放棄内放棄犬4737611962猫1418565416931H24年度中のドッグラン仙養への保護・譲渡実績(運用開始H24.7~)飼い犬迷い犬野犬計飼い主返還再譲渡3241441717お問い合わせ先 環境衛生課 ☎89-3336■猫の引き取り数減少へ向けて  「野良猫にエサをあげていたら子猫をつれてきた」「外飼いしている猫が子猫を生んでしまった」という相談が多く寄せられています。これらの子猫の多くは引き取りに出され殺処分されています。猫を避妊去勢しないで屋外で飼うことや,野良猫に安易にエサを与えることが,殺処分される猫を増やしているというのが現状です。  飼い主ひとりひとりが命に責任を持ち安易に増やさないよう避妊去勢などの繁殖制限を行いましょう。また,無責任なエサやりをやめ「飼い主のいない猫」を減らしていきましょう。グラン仙養)の協力を得て犬の殺処分ゼロを目標とした取り組みを始めました。昨年度は41匹の犬を殺処分から救うことができました。動物は責任と愛情をもって終生飼いましょうすぐに飼い主がわかるよう迷子札を首輪につけましょう【犬の飼い方やしつけに関する相談窓口】‌PWJ災害救助犬訓練センター(ドッグラン仙養)☎89-0039〒720-1702 神石高原町上豊松72-8※町ではしつけや飼い方などの飼養に関する相談業務をPWJ災害救助犬訓練センターへ委託しています。4広報 神石高原 No.107

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