神石高原1月号
16/16

神石高原町民憲章●みんなで 人じん生を楽しもう●みんなで 元げん気に暮らそう●みんなで 責せき任を持とう●みんなで 挑ちょう戦しよう●みんなで 行こう動しようみんなの知恵と経験の結集「残しておきたいおふくろの味」☆親の願い 元気で優しい子になってね。美み野の 琳りん香かちゃん(草木)☆親の願い 腕白でもいい。思いやる心を持って育ってね。大おお田た 斗とう真まちゃん(上)古川自治振興会赤あか木ぎ 澤さわ枝えさん平成18年に結成された「神石公民館いきいき教室」メンバーの赤木さん。神石の伝統料理を1冊の本にして次世代へ残していこうと、この教室は始まりました。昔から四季折々の食材が、年中行事や風習の中で先祖代々受け継がれ、健康食品として食べるのが当たり前とされてきました。しかし、最近では簡単で手間がかからずおいしい料理をと、便利さばかりを追No.45神石高原町生き活きネットワーク求しがちで、食の大切さが忘れられようとしています。「若い世代の方に、旬の野菜の味や、素材そのものの味を知ってもらいたい。昔からある家庭の味を覚えていてほしい」赤木さんたちメンバー全員は、そんな思いをひとつにして、古い記憶をたどり、家庭にある食材や器を持ち寄り、1品ずつ調理・写真撮影・試食の過程を繰り返し自らの手で資料作りをされ、その数は200品を超えました。そしてついに、こだわりの、お正月からはじまり大みそかで締めくくられる季節をとおした行事食の料理本「神石高原町残しておきたいおふくろの味」が、6年という年月をかけて完成しました。「出来上がった本を見たときは、思いどおりの仕上がりに感激した。メンバーひとりひとりが同じ気持ちで取り組み、知恵を出し合った結果がこのような形として残ってうれしい」と話される赤木さん。本の中の写真一枚一枚に、メンバーとの懐かしい思い出が詰まっているそうです。この広報紙は環境にやさしい再生紙と,大豆油インキを使用しています。平成26年1月15日発行発行・広島県神石高原町役場情報政策室 tel 0847-89-3352 fax 0847-85-3394神石高原町のホームページ http://www.jinsekigun.jp/広報神石高原 №111

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です