神石高原2月号
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神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食生活改善部会毎日プラス一皿の野菜!毎月19日は食育の日1日に必要な野菜の量は350g以上ですが,あなたはどれくらい食べていますか?平成24年国民健康・栄養調査結果によると,広島県の1人当たりの野菜摂取量の平均値は,20歳以上の男性289g,女性275gで,男女ともに摂取目標である350gと比較すると,それぞれ60~75gの差があります。ちなみに野菜を最も多く食べている県は,男女ともに長野県で,男性379g,女性365gでした。野菜は,ビタミン・ミネラルなどの不足しがちな栄養素を補うことができ,さらに,エネルギーが少ないため,たくさん食べれば,食事全体のエネルギーの増加を抑えることができます。不足しがちな野菜をあと1皿分(握りこぶし1つ分・約70g)プラスすれば,野菜の目標量が達成できます。冬野菜がおいしいこの時期に,鍋や汁物にたくさん入れたり,煮物やなますなどの常備菜を作っておくなど工夫して,意識して野菜を食べるようにしましょう。350g以上= 5つ分野菜70gの目安    (小鉢1品分)      ・ほうれん草のお浸し  ・紅白なます      ・ふろふき大根     ・ブロッコリーのサラダなど70g町立病院からのお知らせ町立病院健康学習会「まめくらぶ」「糖尿病の基礎知識」1月29日の「まめくらぶ」では,町立病院薬剤科の矢鍋文雄科長から『糖尿病の基礎知識』についてのお話がありました。糖尿病は,脂肪分の多い食事や運動不足など,近年の日本人の生活様式の変化に伴って増加しており,今や5人に1人が潜在的な患者と言われるほどの国民病となっています。またこの病気は,疲れやすくなるなどの症状のほか,慢性化することによって神経障害や網膜症などの深刻な合併症を引き起こす恐れもあります。当日はそういった糖尿病の症状や,体調不良時の対処の仕方などについて分かりやすく説明が行われました。また最近は,糖尿病に関する効果的な新薬が次々と開発されていることなどの報告があり,糖尿病が疑われる症状がみられたらなるべく早く医療機関にかかることや,糖尿病になったからといって諦めずに治療を続けていくことが大切などの話がありました。72014 2月号

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