神石高原5月号
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電気柵は動物に対し電気ショックを与え,大切な農作物を守る効果の高い方法ですが,設置に関する正しい知識と日々の管理(除草,電圧チェックなど)が欠かせません。【設置の流れ】1.設置ルート・電牧器の位置を決める  電牧器は,地上から50㎝以上離した杭・支柱などの上に設置します。2.支柱を打ち込み,碍子を取り付け,電線を張る  支柱は4~5m間隔で打ち込み,碍子を必ず田畑の外側に向けます。  各段の電線に電気が流れるように50m毎に上下の電線を結線します。3.碍子・電線の高さを調整する  イノシシ対策には,電線を地面から20㎝・40㎝・60㎝の位置に設置します。4.アースを設置し,電気柵を稼働させる  アースはなるべく湿った場所に深く(30㎝以上)埋め込みます。5.電気柵の管理とメンテナンス  定期的に電気柵を張った周囲を点検し,電圧チェッカーで電圧を確認します。(電圧が5,000V程度あるか・雑草が電線に接触していないか)正しい電気柵の設置方法特集お問い合わせ 産業課 ☎89‐3337入学式離退任式新入生合宿研修4月8日,多くの来賓の方々や保護者,在校生に見守られ,産業ビジネス科40人,普通科33人の新入生が油木高校に入学しました。新入生が早く高校生活になじめるように,生徒会主催の対面式・オリエンテーション・部活動体験なども開催されました。在校生も部員勧誘に大忙しで,油木高校全体に活気があふれています。4月21日・22日,休暇村帝釈峡で新入生合宿を行いました。高校生活についての講義や校歌練習,大縄飛び大会やウォークラリーに取り組みました。入学して2きけん20㎝20㎝50㎝20㎝アースは1m以上離れた湿った場所に深く(30㎝以上)埋め込む電牧器に屋根をかけておくとよい50m毎に上下を結線するマイナスがアース3000~5000Vは確保する(ほ場や対象獣により異なります)【標準的な設置方法】 4~5m50㎝碍子は必ず外向きに設置20㎝20㎝窪みも地表から20㎝に設置舗装から50㎝離す4月11日,離退任式を行いました。生徒代表が涙で声を詰まらせながら,感謝の手紙を読み上げ,生徒たちの思いを受け止めて,先生方も熱のこもった「最後の授業」をしてくださいました。特に,退職される吉岡校長先生,井内先生は「教員生活の最後が油木高校で本当に幸せだった」と話しておられました。離退任されても,いつまでも油木高校の応援団として生徒たちを見守っていてください。週間が過ぎ,新しい仲間と2日間寝食をともにすることでクラスの一体感も増して,明るい笑顔で帰ってくることができました。10広報 神石高原 No.115ジャーナル

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