神石高原5月号
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高等学校での音楽の授業(週10時間)中学校での数学の授業(各校週5時間)昨年度,県立油木高等学校と三和中学校,神石高原中学校とが連携型中高一貫校として正式に指定を受け,本年度4月から本格実施となりました。これまでも中高連携教育は,出前授業や部活動交流などで生徒および教職員間の連携教育活動は可能な範囲で実施されていましたが,唯一実施できなかったのが,定期的な中高教職員による「交流授業」でした。しかし,この度の一貫校指定を受けたことで,教員加配などの措置がされ,ようやく実現可能となりました。この「交流授業」では,高等学校(中学校)の教師が中学校(高等学校)の授業に参加し,連携・協力しながら授業を行うTT(ティーム・ティーチング)方式で指導が展開されます。このことによって,授業の質的向上を目指し,学力の定着向上が期待されます。食事タイム(夕食時)の様子「学習サポート教室」の様子高一貫教育中高一貫校として新たな連携教育がスタート!<交流授業の様子><寮生活の様子>生徒たちはリコーダーなどの演奏や歌う活動に積極的に取り組んでいます。中学校と高等学校の学習内容のつながりを大切にして,授業を進めていきたいと思っています。(中学校:赤木先生)活用問題などの場面で,高校数学の視点でも指導してもらえるので,一緒に授業することを楽しみにしています。(中学校:江草先生)中学校での細やかで丁寧な指導を高等学校の授業でも活かしていきたいです。(高等学校:丹木先生)「高原寮」のスタートは,4月7日の入舎式でした。現時点での通年入舎生は,男子3人・女子6人の計9人です。なお,11月からの冬期入舎では,男子6人・女子1人が入舎予定です。管理運営は,舎監(教員)・管理人・寮母があたっています。また,寮の魅力づくりの一つとして,寮生に良好な学習習慣神石高原中学校「高原寮」を紹介しますを身に付け,確かな学力の定着を図っていくために,数学と英語の専門の学習指導員から,週1回ずつ指導してもらえる「学習サポート教室」を開設しています。また,延灯室のパソコン設置(男女5台ずつ)や,生徒部屋へのエアコン完備など,快適な生活が送れます。各室2人部屋と3人部屋があり,みんな仲良く生活しています。寮での生活は楽しいです。生徒たちは意欲的です。食事はおいしいです。今は分からない所を質問して,そこを中心に教えてもらっています。初日からみんな結構打ち解けていました。(舎監長)32014 5月号

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