神石高原7月号
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中高一貫教育した取り組みで,全国から世界へと拡げていく壮大で夢のある実践報告でした。7月中旬には,本町から行政職員・議会議員が,現地視察する予定です。本年4月から県立油木高校は三和中学校と神石高原中学校との連携型中高一貫校として正式スタートしました。しかし,今後の町内中学卒業生が減少傾向にある中で,持続可能な中等教育システムを維持していくためには,油木高校がより活力ある教育が展開できるような活性化策や入学者増につながる新たな魅力を創出していく必要があります。そこで,中高一貫教育支援会議は,6月24日に開催された総会で,「油木高校活性化・魅力化プロジェクト委員会」の設置を提案し,全会一致で承認されました。第1回の会合は6月25日に開かれ,委員として大学講師や町内の中学・高校の元校長,女性経営者ら6名,オブザーバーとして油木高校長が参加されました。委員会は来年3月まで約7回の会合を予定しており,12月に中間答申,来年3月に最終答申がまとめられ,来年度以降の事業実施を目指します。油木高校の活性化・魅力化策を探るために……中高一貫教育支援会議 総会&講演会 開催される連携型中高一貫教育が本格実施となり,初めての総会が6月24日,約70名の参加のもと開催されました。開会あいさつで牧野雄光会長は「今後,高校入試方法も変わっていく中で,学力低下を招かないよう連携教育の効果を上げていくことが重要である」と述べられました。また,特別顧問の岡﨑哲夫県会議員も県議会会期中ながら出席され,激励の言葉を述べられました。そして,塚広 基油木高校長からは,学校の現況報告などがありました。総会行事の後,講演会が開かれ,松江市の(有)Willさんいん代表取締役 長谷川陽子さんを講師に「人づくりはまちづくり」と題して,隠岐島前高校魅力化プロジェクトの取り組みを紹介いただきました。隠岐の地元3町村が協働した魅力ある学校づくりからの,持続可能な地域づくりを目指委嘱状および諮問書の交付第1回の委員会4広報 神石高原 No.117

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