神石高原9月号
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地域を変える新しい力協地動しその12隊およ力域だ活こり【協力隊カフェ】東京都と広島市で「地域おこし協力隊カフェ」を開いてきました。「地域おこし協力隊カフェ」とは、地域おこし協力隊の募集に合わせて神石高原町により熱い想いを持った協力隊が増えることを目的に、町内の地域おこしについて、じっくり話ができる場です。町内出身者の方や、田舎に行きたい若い夫婦など、さまざまな方が参加してくださり、今後に活きる感想をいただきました。「(町内出身者に向けて)いいなぁ、地元との繋がりがあって。自分の場合、地元にアプローチしようとしたときに切り口がない」「田舎暮らしは夢ばかり膨らみ、そのままだと不安になる。こういった現実を知ることができて良かった」「地域おこしがしたくなる。内容は非常に濃かった。続けていってほしい」「本当に田舎はパワーを感じる。手足を使って暮らしていることに感動する」地域おこし協力隊募集のためだけではなく、出身者が改めて外から故郷を考える機会や、田舎に興味があり移住を考えている方の不安を取り除く機会にもなりました。また、今後の活動のヒントもたくさんいただきました。【大学生による地域おこし合宿】広島大学や広島女学院大学、岡山大学の学生が夏休みを利用して、油木地区の小野地域と豊松地区の有木地域で3泊4日の合宿を行いました。地域内のいくつかの家で聞き取りをさせていただいて、その地域の魅力や課題などを探っていきました。地域に住まわれている方は「魅力は別にない」と言われることが多いですが、やはり話を聞かせていただきながら4日間地域で過ごすと、おもしろいことや魅力的なことが学生視点でたくさん見つけられました。中でも、小野も有木も地域に住む人物や人のつながりに、多くの魅力を見出していたところが印象的でした。若者が故郷に帰りたい、また移住者がここに来たくなる大きな要因は、やはり人です。その「人の魅力」を細かく見つけ、地域の方たちと一緒に再確認ができたことは、今後の地域づくりのベースとなったのではないかと思います。有木地域では最終的に「有木の歩き方」と名付けて魅力マップとしてまとめました。小野地域では、学生が今後かかわっていく中で、できる範囲でのアイデアや地域の魅力をまとめました。今後、油木地区のしんさか地域で広島工業大学、神石地区の牧地域では安田女子大学の学生が地域おこし合宿を行う予定です。地域おこし協力隊 小埜 洋平地域の皆さんと記念撮影小野地域意見交換会有木地域合宿内容発表会(意見交換会)4広報 神石高原 No.119

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