神石高原12月号
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『ふれあい弁当』作りをとおして日に日に寒くなっていきますね。神石高原町で2度目の冬を迎えました。昨年初めて雪道の運転を経験しましたが、先日、少し雪がちらついた時には少しドキドキしました。この冬も無事故で過ごせるよう頑張ります。さて、今回は私が担当している自治振興会「源流の里しんさか」で行っている活動の紹介をします。しんさかでは月に1回第3金曜日に「ふれあい弁当」を作り地域内に配達されています。この取り組みは4年前に加工所を作り、そこで唐辛子を中心とした特産品製造と福祉弁当作りをスタートさせました。福祉弁当については毎回38食程度のお弁当を地域の女性が中心となって作り、手作り弁当と一緒にふれあいの心が届けられており、地域の方に大変喜ばれています。この取り組みは、同じ地域に住み・共にふれあい・支えあいながら暮らしていこうとする住民自治の素晴らしい公共的支援です。私もしんさかを担当するようになってから、お弁当作りも手伝っています。お弁当を作りながらするお母さん達との会話は、とても楽しいです。野菜の美味しい食べ方や保存方法、地域で起こった出来事などさまざまです。私にとってもお弁当作りをとおして、たくさんの事を学ばせていただいています。ふれあい弁当を作っていて良かったと思う事は?と聞くと、「おいしいよ」の一言や、「この味付けはどうするん?」などと聞かれたりする時よ、と話すお母さん。以前、地域のお年寄りに聞き取りをした際に「毎回お弁当を楽しみにしているよ」「もっと回数を増やしてほしい」などの声が上っていました。しかし、人手不足と農業が忙しいお母さん達では月に一度が精一杯だそうです。現在、しんさかでは、将来の担い手となってくれる人材の確保のため、定住促進に力を入れています。私もこの定住促進に繋がる方法を地域の皆さんと一緒に考えています。私もこの実現のため、まず源流の里しんさかのファンを少しでも作ればと思っています。そして、ふれあいや助け合いを大切にするこの地に根を張る人が一人でも出ればと願っています。地域おこし協力隊荒木 尚美地域を変える新しい力協地動しその15隊およ力域だ活こり食育推進ネットワーク協議会 食生活改善部会「乳和食」でおいしく高血圧対策!毎月19日は食育の日健康的といわれる「和食」ですが,塩分の過剰摂取とカルシウムの不足が気になります。そこで,煮たりゆでたりするときに,だし汁を牛乳に置き換えて作る「乳和食」が新しい減塩法として注目されています。牛乳のコクを上手に活用することで,食塩の使用量を少なくでき,さらに日本人が不足しがちなカルシウムを補うことができる利点があります。また,牛乳のにおいも気にならないため,牛乳が苦手な方にもおすすめです。ただし,牛乳を入れるとふきこぼれたり焦げ付きやすいので火加減に気を付けて調理しましょう。(例)サバのミルクみそ煮(2人分)①鍋にみそ大さじ1,酒大さじ2,砂糖大さじ1,赤唐辛子1本(半分に切り種を取り除く),サバ2切れを入れ,牛乳100㏄を注ぐ。②火にかけて煮立ち始めたら,落としぶたをして弱めの中火で10分ほど煮て,そのまま冷ます。みその使用量を半分に減らせます!52014 12月号

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