神石高原1月号
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町長新年あいさつ謹んで新年のごあいさつを申し上げます。町民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春を迎えられましたことと心からお慶び申し上げます。昨年を振り返ってみますと、豪雨による広島市の大規模土砂災害、御嶽山の火山噴火など大きな自然災害が発生しました。被災地の皆さまに心からお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復旧復興を願うばかりであります。町民の皆さまには被災地の精神的、肉体的な痛みを共有し義援金など心温まるご支援ご協力をたまわり、改めて厚くお礼申し上げます。さて、神石高原町が誕生してから10年が経過し、昨年11月9日に合併10周年記念式典が盛大に挙行できましたのも町民の皆さまのご協力と温情の賜物と深く感謝申し上げます。これからの私たちの前には、「次なる挑戦への10年」が待ち受けており、最重要課題として、歯止めのかからない人口減少と高齢化の進行が挙げられます。国においても「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、国と地方が5カ年計画の「総合戦略」を策定し、「従来の取組みの延長線上にならない大胆な政策を、中長期的な観点から確かな結果が出るまで実行する」とされており、新たな交付金の創設や、国の支援策を自治体が提案する制度の新設などが検討されています。本町においても、「若者が夢と希望を持ち安心して子育てができる環境づくり」の実現に向け、新たなトマト団地整備の推進、地域ブランド神石牛の育成、企業誘致、起業家の育成支援、健康長寿のまちづくり、子育て対策の充実などそれぞれキャッチフレーズを設けながら、「住んでみたい、住み続けたい魅力的なまちづくり」のために積極的に取り組んでまいりますので、町民の皆さまには協働のまちづくりの基に一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。結びに、皆さまのご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げまして年頭のあいさつといたします。 平成二十七年 元旦 神石高原町長 牧 野 雄 光2広報 神石高原 No.123

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