神石高原3月号
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トピックス&ニュース鉛筆を使って視写の取り組み楽しい!スキー教室農林水産省生産局長賞を受賞!「命の授業」で生きていることの素晴しさを学ぶ三和中学校では、3学期から視写の学習で、神石地域体育協会では2月1日、油木地域体育協会では2月8日に、それぞれ毎年恒例のスキー教室が県民の森スキー場で開催されました。 2月24日、平成26年度環境保全型農業推進コンクール表彰式が東京都で開催されました。全国多数の応募の中から、農林水産省生産局長賞として、神石地域の「かたつむりの会」(代表者:田邊真三さん)が受賞されました。「かたつむりの会」は生産者と消費者が一体となった有機農産物の生産・契約販売を実施するとともに、次世代の育成と有機農業を通じた定住・筆記用具に鉛筆を使って取り組まれています。鉛筆は生徒に大事に使ってもらえるように「蒼あおき魂こころ三和中学校」と金の文字が入った三和中学校特製鉛筆を作られました。どの学年も鉛筆を使って集中して取り組み、鉛筆の使い心地について「書きやすい」「するするよく書ける」などの声が上がっています。鉛筆離れした生徒にとって、鉛筆の正しい持ち方や、定まった筆圧で書くことなど、「書く」ということの正しい作法を、改めて身に付ける取り組みが始まっています。参加した子ども達はこのスキー教室を毎年楽しみにしていて、年々上手に滑ることができ、大人顔負けの上達ぶりです。教室生の滑走がゲレンデに映え、楽しい思い出の1日となりました。参加者は事故なく終了し、役員のみなさんはほっとされていました。就農の推進による地域活性化を実践されていたことを評価されました。代表の田邊さんは「この度、有機農業の部で賞をいただけたことを、生産者、消費者共に喜んでおります。今後もこれを励みに、次世代へと続いて行く取り組みを、継続していきたいと考えています」と語られました。青少年育成神石高原町民会議では、2月22日三和公民館で、腰塚勇人さんを講師に迎え、青少年育成に関する講演会「命の授業」を開催しまし油木体協スキー教室参加者のみなさん神石体協教スキー教室参加者のみなさんた。腰塚さんは、2002年にスキー事故により首の骨を折り、一瞬にして首から下が全く動かない状態から奇跡的に復活され、自分の命があらゆるものに「助けられ、生かされている」ことに気付かれ、命の大切さや生きていることの素晴らしさのお話をしていただきました。当たり前のことが、当たり前でなく、素晴らしいということに改めて気づかされる講演でした。72015 3月号

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