神石高原8月号
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小説『黒い雨』の発祥の地から平和の心を未来へ「小畠で生まれた小説『黒い雨』の平和の心を、全国へ発信したい」平成19年、その願いを持つ約80人の同志で立ち上げられた、三和地区小畠にある歴史と文学の館ふれあい平和サロン「志麻利」。サロンで館長をされている重松さんは、神石高原町を舞台に書かれた戦争文学の名作『黒い雨』をとおして、これまでに訪れた全国19都府県、約6千人余りの方々や、町内小中学生を対象に、出前授業や、平和ロード散策活動などで、平和の心、命の尊さを自らの声で伝えてこられました。また、授業を受けた中学生の提言を受けて、町読書感想文コンクールで『黒い雨』の部を設けられるなど、そのひたむきな平和推進活動に、広島県読書推進運動協議会奨励賞、広島県教育奨励賞を「ふれあい平和サロン志麻利友の会」として受賞されています。小説を書くにあたり、被爆者からの声に「千万言を費やした反戦・反核の言葉よりも事実に勝るものはない」と気付いた作者・井伏鱒二氏。「虚構としての小説で終わるのでなく、地名、人名を実名のまま書き残すことが、反戦・反核の未来永劫となる」と考えた小説のモデル・重松静馬氏。「『黒い雨』は、この二人の熱い思いがあってこそ生まれた小説。戦後70年を迎え、被爆体験者が減る中、決して風化させてはならない過去。原爆をもっと身近に感じ、反戦・反核・平和への祈りを若者へ、後世へと語り継いでいかなければならない」と話される重松さんでした。藤ふじ原わら 樹じゅ里りちゃん(上)☆親の願い これからも,たくさんの笑顔を見せてね!小畠自治振興会重しげ松まつ 文ふみ宏ひろさん前まえ原はら 悠ゆう那なちゃん(小畠)石いし本もと 蒼あお依いちゃん(小畠)☆親の願い にいにと仲良く可愛い悠那ちゃんでいてね♥♥☆親の願い きょうだい仲よく元気で大きくなってね。中なか川がわ 大だい光こうちゃん(木津和)☆親の願い 元気に大きくなってね。梅うめ岡おか 愛めぐちゃん(高蓋)☆親の願い 明るい笑顔をたくさんできる女の子に育って!神石高原町民憲章●みんなで 人じん生を楽しもう●みんなで 元げん気に暮らそう●みんなで 責せき任を持とう●みんなで 挑ちょう戦しよう●みんなで 行こう動しよう2歳のおたんじょうびのお友達を紹介します。No.65神石高原町この広報紙は環境にやさしい再生紙と,大豆油インキを使用しています。平成27年8月15日発行発行・広島県神石高原町役場まちづくり推進課 tel 0847-89-3352(情報政策係) fax 0847-85-3394神石高原町のホームページ http://www.jinsekigun.jp/広報神石高原 №130

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