神石高原9月号
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町内在住の方 認定要件に当てはまる方であれば,町内の5つの保育所に入所することができます。災害は忘れた頃にやってくると、昔は言っていたものですが…昨今は、真夏日が続いたり、局地的な集中豪雨が頻繁に起きるようになっています。異常気象が毎年になると、異常ではなく実は、通常の気象現象なのかもしれません。直近では、台風明けの国道182号が土砂崩れで一部が通行止めになったり、交互通行になり、迂回路が大変なことになっていたそうです。一番近い坂瀬川自治振興会の方々とお話を聞く機会があり、安全の意識から活発な意見が出ていました。防災に関して想定しても、想定外のことは起こるものですが、防災・減災に関して備えることは、大きな意味があります。坂瀬川自治振興会は、防災意識・関心が高く、町内の自治振興会の集まりで自主防災について発表するなど、活動が注目されています。また地域の防災危険箇所の確認・撮影や避難での机上訓練を定期的に行っています。自然災害の発生そのものは、人智では止めることはできません。一方で、被害をゼロにする減災は、地道な日常からの備えで可能です。つまり近道ではなく、着実にあらゆる想定をして災害に強い道を整備することが本当に必要なことなのです。日頃から非常時想定をしていても、想定外のことは起こります。ただ想定していないことは、当たり前ですが、それ以上にできないものです。冒頭の話に戻れば、災害が起きなければ、その備えを忘れてしまうかもしれません。いつ起きるか分からないからこそ、備えを常にすること、それは、被害を最小にする減災の発想に繋がります。駆け足ではなく日々の歩みの中での地域の自主防災会、消防団などの継続的な活動が大きな力となります。“人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し”というのは、『徳川家康公遺訓』冒頭の有名な一節です。地域の安全・安心を同じに考えるならば、多くのことを考えつつ、近道地域おこし協力隊徳とく田だ 好よし朗おその23ではなく着実な歩みそのものがそれに当たるのかもしれません。ちなみにこの続きとして、“急ぐべからず”と結んでいます。子ども・子育て支援制度シリーズ~保育所入所申し込みについて~※現在,町内の保育所に通っている場合で,里帰り出産などにより,町外の保育所を利用したい時には,当該市町村との協議で,広域入所が利用できる場合があります。※現在,町内の保育所に通っていない場合で,育児疲れなどにより,町内の保育所の利用を希望される場合は,一時預かりも行っています。保育所名保育対象年齢定員油木保育所満6カ月~60名いずみ保育所満1歳~ 45名とよまつ保育所満6カ月~60名こばたけ保育所満2歳~ 60名くるみ保育所満2歳~ 45名町外在住の方 お仕事や里帰り出産,家族の介護などの理由で,町内の保育所を利用したい場合は,お住まいの市町村との協議で,広域入所や一時預かりができます。草木自治振興会(会長 中山光章)では,地域コミュニティ活動に使用する備品(印刷機,ビデオカメラ,調理道具など)を購入されました。この備品で,地域による福祉の充実や,行事の開催により,交流を深めるために活用されます。宝くじコミュニティ事業を活用しました! お問い合わせは,各保育所または福祉課へ4広報 神石高原 No.131

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