神石高原9月号
5/16

町の油木高校支援事業の1つとして本年度から実施している「はやぶさ塾」の中学生体験会が,8月25日,油木高校を会場に行われました。当日は,町内中学校3年生の希望者30名が参加し,午前9時15分から2時間,数学と英語の2教科を塾講師(西本雅明塾長)の指導のもとに行われました。授業の中で,西本塾長は「この問題は,よく高校入試に出題される問題だから,ぜひ覚えておくとよいですよ」と,高校入町の油木高校支援事業の1つとして本年度から実施している「海外交流推進事業」で,7月31日から8月11日まで,姉妹校のオーストラリア・バンダバーグ・クリスチャンカレッジへ派遣された油高生4名(産業ビジネス科1名,普通科3名)が役場を訪れました。姉妹校の高校授業への参加やホームステイなどで,語学研修や農業研修を体験し,学んだことを牧野町長に報告しました。生徒は「現地はとても壮大で美しく,オーストラリアの自然に驚いた」「言葉が最初は難しかったけど,だんだん慣れて自信がついた」「授業ではパソコンやプロジェクターなど機器を多く活用している」などと感想を述べました。高一貫教育中学生版 油木高「はやぶさ塾」体験会油木高校生4名と引率教員が町長にオーストラリア研修の成果を報告町内小中学校の外国語指導助手(ALT)として,7月下旬に,Jamille(ジャミレ)先生がアメリカから来られました。担当校は豊松小学校,神石小学校,油木小学校,神石高原中学校です。(ジャミレ先生より)神石高原町のみなさん,こんにちは。ジャミレ・ローラ・ジョーンズです。アメリカ合衆国インディアナ州のゲーリーという,シカゴのとても近くの街から来ました。日本を訪れるのも暮らすのも今回が初めてで,ここに来ることができてうれしいです。私は25歳で,2人の兄,3人の姉がいます。大学では芸術について勉強し,書道や浮世絵などの芸術を通じて,日本に興味を持つようになりました。日本の歴史,お祭りなども好きです。日本の食べ物では,お寿司が好きです。趣味は読書や映画鑑賞,また,物語を書くこと,テレビゲーム作り,お菓子作りです。神石高原町は静かで美しい町です。ここにいる間に,日本語を覚えて,日本の社会,文化,神話について学びたいです。新しいALTを紹介します!試のヒントや今後の勉強の心構えなども交えながら指導を展開されました。参加した生徒の多くは「テキストの問題は難しいところもあったが,分かりやすく説明していただいたので,よく理解できた」「先生が指名されるので,緊張したが一生懸命受けることができた」「油木高校に入学できたら,できれば『はやぶさ塾』を受講してみたい」などと感想を述べていました。また,引率された英語科の赤木佳子先生は「生徒たちがいろいろな経験をし,学んだことを今後の自分の生活や進路に繋げていって欲しいと思います」と語られました。最後に牧野町長より「この貴重な体験をエネルギーに変えて,今後も更なる挑戦をしてください」とエールを送られました。52015 9月号

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です