神石高原11月号
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大阪府立能勢高校は,本町と同じような環境(人口:10,369人,2中学校との連携校)の中で,早くから連携教育の先進校として取り組みを進めてこられました。本年9月,府教委から「高校再編整備の検討校」として決定される中,そのことを決してマイナスと捉えず,より魅力ある学校づくりができる大きなチャンスと捉えて,現在もさまざまな教育活動に挑戦しながら奮闘されています。講演会へはどなたでも参加できます。多数のご来場をお待ちしています。日 時 11月27日(金) 午後6時~7時30分場 所 三和公民館 2階 大集会室内 容 ①油木高校生徒発表     全国大会出場産業ビジネス科生徒の発表    ②講 演     講師:大阪府立能勢高等学校        校長 真鍋政明 先生     演題:『地域活性化と高校再編整備』        ~大阪のてっぺんから世界へ~中高一貫教育中高一貫教育講演会~大阪府立能勢高校の取り組みに学ぶ~朝晩が急に冷え込んできましたね。紅葉が一気に進んだような気がします。この時期の神石高原町も私のお気に入りの一つです。日に日に色付いていく山の変化は、見ていて毎日飽きないです。さて、先月号の三枝隊員と同じく私も3月で任期が終了となります。あっという間の3年間でした。地域おこし協力隊でありながら、地域の皆さんにたくさん助けていただきながらの活動だったと感じます。それは、私が何か特別な特技や資格を持っておらず、地域の方々と深く関わりながらアイデアを投げかける事はできても、実際にそれを実行するには周りの皆さんや他の協力隊員の力を借りなければできない事が多かったからです。例えば、私の担当地域の一つ「源流の里しんさか」で、ある提案をしました。今年の夏祭りに、地域のお年寄りや帰省している出身者の方々、子どもたちが楽しんでもらえみ続け、皆さんと共に神石高原町を支えていく一人になりたいと思っています。特に何もできないこんな私ですが、これからもよろしくお願いします。地域おこし協力隊荒あら木き 尚なお美みその25る企画として、この地域にまつわる民話をもとに紙芝居のようなものと、自治振興会の取り組みについての動画を上映するのはどうか?という案でした。しかし、私にはイラストを描く事も映像を作る技術もありません。そこで映像クリエイターの技術を持った村上隊員と、イラストやデザインが得意な長山隊員に協力してもらい、民話「河童伝説」のアニメーション化と自治振興会の動画を作る事ができました。夏祭りでの上映では、子どもたちはアニメーションを喜んでくれ、自治振興会の動画では、出身者の方々に地域の方が日々頑張っておられる活動を知っていただく事ができました。また、先日行われた敬老会でも上映し、ふれあい弁当の配達シーンで登場する方が、動画を見て自然と笑顔や会話が生まれていたのが印象的でした。地域を見直すきっかけになればと思い発案し実行したこの取り組みは、地域の方々の自信や誇りに繋がったのではないかと感じます。協力隊の任期終了後もこの町に住ご案内どなたでも参加できます油木高校生の発表もあります52015 11月号

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