神石高原12月号
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2015年農林業センサス功績者農林水産大臣表彰を受賞スリランカより農業研修に招く11月1日から4日まで、スリランカ・トリンコマレ県の農業者ら6名の方が農業研修に来られました。内戦の影響を受けたスリランカで復興支援活動を行っている、NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」と町が協力して開催したこの度の研修会では、有機農家の農場を訪問し有機農法の説明を受けたり、産直市場を視察しました。また、町の新規就農者支われ、生きたくても生きられなかった人々が主役のアート展「生いのち命のメッセージ展」が、11月9日から13日まで、三和公民館で開催されました。会場では、一人ひとりの等ヒューマンフェスタ2015in神石高原つながれ つながれ いのちトピックス&ニュース本年2月に実施した農林業センサスの統計調査員として従事された森上忠さん(油木)が、11月19日に開催された広島県統計功労者表彰式の席上「2015年農林業センサス功績者農林水産大臣表彰」を受賞されました。農林業センサスは、農林業の国勢調査といわれる統計調査で、我が国の農林業や農山村の実態を明らかにし、今後の農林業政策に役立てるため5年ごとに実施される大切な調査です。森上さんは、昭和39年から51年間の永きにわたり、農林業センサスや国勢調査の統計調査員としてご尽力をいただきました。援制度について学んだ他、神石高原中学校で中学生との交流も行いました。この度の研修がスリランカの復興へとつながることが期待されます。身大の人型パネルに顔写真と、家族の言葉が貼られ、生きた証である靴が置かれていました。訪れた方々は、断ち切られた生いのち命のメッセージを受け止め、メッセージ展のシンボルでもある赤い毛玉へ、それぞれの生いのち命への思いを込めて毛糸を結ばれていました。犯罪・事故・いじめなどの犠牲になり生いのち命を奪11月7日、「ヒューマンフェスタ2015in神石高原」が油木高校で開催され、国際NGO団体ペシャワール会事務局長の福元満治さんが「アフガニスタンに生命の水を―医療協力の31年―」と題して講演されました。ペシャワール会は、パキスタンとアフガニスタンで30年間にわたり医療活動や井戸・用水路建設により清潔な水の確保、農業支援を行っておられ、講演では、空爆や大干ばつが続く中での活動を通して、マスコミでは伝えられていない現地の実情・様子をお話しいただきました。また、国際支援・協力を行う上で、相手の文化を理解し尊重することの大切さも話されました。その他、油木高校ナマズプロジェクトチームの取組発表や町内小学生が描いた「人権の花・ヒヤシンス栽培記録」の展示もありました。トピックス&ニュース4広報 神石高原 No.134

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