神石高原4月号
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「約束」① 自然の力を生かして作ります 自然にあるものや生き物が作りだしたものだけで,野菜やお米を作り,牛やニワトリを育てる―それが有機JASの基本です。「約束」② 畑から食卓まで約束をリレーします 自然の力を生かして作られたものは,その自然さを生かしたまま食卓に届けるために,ほかなものと混ざらないよう,お米を精米するところ,野菜を袋詰めするところなども,こうした「約束」を守っています。「約束」③ 1年に1度,検査を受けています 有機JASマークを付けることができるのは,農林水産省に登録された認定機関が検査して,認定を受けた農家や工場などだけです。認定を受けるためには,「約束」どおりに作ることが必要です。それを証明するため,1年に1度,検査を受けることもまた「約束」となっています。神石高原町食育推進ネットワーク協議会 地産地消部会「有機JASマーク」の「約束」食品の表示にはいろいろな制度があり,特別なマークが表示されることがあります。食育ミニ知識毎月19日は食育の日 この他にも,身の回りの食品には,いろいろなマークが表示され,それぞれの意味がこめられています。マークの意味を知って食品を選ぶ時に役立てましょう。その1つに「有機JASマーク」があります。このマークは,いくつもの「約束」を守っている証明です。地方分権の進展により,自分たちの地域のことは,自分たちで考え責任を持って決めていくことが求められています。一方で,人口減少,少子過疎高齢化の進展を背景に,地域の課題は年々多様かつ複雑になり,行政だけの対応では困難になってきています。このため,これら課題解決のために,旧町村単位に住民主体の運営組織「協働支援センター」を設置し,神石高原町が今後も生き残っていくための戦略を4月からスタートします。この取り組みは,町民と町が共に考え,共に力を出し合いながら,まちづくりを目指していくもので,このセンター構想にあたり,自治振興会長を中心に活発な議論や意見交換を行ってきました。センター運営にあたっては,地域のことをよく知っている住民の皆さんが,行政などと一緒に地域の課題を解決していくことが大切であり,住民の皆さんの主体的な関わりが必要となっています。センター事務所は,油木地区は「油木コミュニティセンター内」,神石地区は「役場神石支所内」,豊松地区は「豊松基幹センター内」,三和地区は「三和公民館内」です。人口減少を背景とした課題はそれぞれの地域の実情によって異なっており,取り組むべき内容もさまざまです。このため,センター運営にあたっては,まちづくりに関わる個人や団体が,バラバラの状態では地域を良くする行動に結び付けることは難しく,地域の情報を共有しながら,話し合って進めていくことが大事です。町民一人一人がこの町の将来を考える場ともなるのが協働支援センターです。この協働支援センターをスムーズに運営するため事務作業やコーディネート役を担う,センター長と事務局長に自治振興連絡協議会各地区支部から次の8名が推薦されました。4月1日には牧野町長から委嘱状が交付され,それぞれの地区で将来ビジョンづくりから,住民主体のまちづくりがスタートします。多くの町民の参画が得られるよう取り組んでいきますので町民の皆さまの温かいご支援をお願いします。住民主体のまちづくり「協働支援センター」の取り組みがスタートしました!(敬称略)地区センター長事務局長油木赤木 健二三枝 幸樹神石福田 哲治小西 健治豊松赤木 隆富上  睦二三和槌原 敬司德田 好朗72016 4月号

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