神石高原6月号
5/16

この春から水田をお借りしてお米を作り始めました。いつもはほとんど見ているばかりの米づくり。ひとりで一からやるのはこれが初めてで、見るのとやるのでは大違いです。何にでもコツがあって、手順には意味があって、それを分からずに取りあえずやってみるのですから結果はミスばかり。おかげで「何故こうするのか」を自分で考えて作業するようになりました。自分の頭で理屈が分かると嬉しいもの。毎日が発見の連続です。発見といえば、現在「地域資源発掘調査」を行っています。地域に埋もれている観光資源はないか、また既存の観光資源も視点を変え更に有効に活用できないかを探ろうという地域おこし協力隊松井 二葉その32農山村でのさまざまな体験を楽しむ余暇活動のことです。都市部と山村を結ぶ懸け橋として、ここ最近よく耳にするようになってきました。私は今このグリーンツーリズムの素材になりそうな資源を中心に探しています。必要な要素は大きく3つ。「場所」「人」「もの」。「場所」は山村を表しているもの。「人」は「=交流と生活」。「もの」はここだから手に入るものです。現在町内各地を回って皆さんとの会話の中からヒントを頂いています。「実は密かにこんな事を知っているよ」という方はぜひ情報をお寄せください。こちらからご連絡の上、取材・調査などに伺わせていただきます。見慣れた風景や当たり前に身近にあるもので構いません。ご自身が「いいなぁ」と思えて誰かにそっと教えたいと思っているものを、メールまたは郵便でお願いします。jk-suisin@town.jinsekikogen.hiroshima.jp〒720‐1704神石高原町下豊松741豊松支所地域おこし協力隊 松井宛中高一貫教育「中高交流授業」では,きめ細やかな指導で学力の向上を連携型中高一貫教育校として本格実施された平成26年度から始まった「交流授業」も本年度で3年目を迎えています。この「交流授業」は,高校(中学)の先生が中学校(高校)の授業に参加して,中高の先生方がお互いに連携・協力しながら一緒に授業を行い,きめ細やかな指導を通して学力の向上を図ろうと取り組んでいるものです。具体的には,高校から2中学校へ本年度から英語の先生(竹下教諭・藤岡教諭)がそれぞれ週5時間ずつ指導に行かれています。一方,中学校から高校へは,昨年度と同様に神石高原中学校の音楽の先生(赤木教諭:週10時間)と英語の先生(松井教諭:週4時間)が油木高校へ指導に行かれています。<油木高校:藤岡教諭からのコメント>今年度より週2回,中学校で英語の授業を担当することになりました。高校とはまた違った雰囲気の授業はとても新鮮で,明るく活気あふれる中学生の皆さんと一緒に,私自身も楽しく勉強させてもらっています。高校での指導経験を生かしながら,生徒の皆さんの学習をサポートしていきたいと思っています。ものです。「グリーンツーリズム」という言葉をご存知でしょうか?緑豊かな農山村でゆっくりと滞在し、訪れた地域の人々との交流を通じて、自然や文化・生活・人々の魅力に触れ、52016 6月号

元のページ 

page 5

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です