神石高原9月号
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食育ミニ知識食育講演会で「命をいただくこと」「本物の味」を学ぶ毎月19日は食育の日8月9日,三和公民館で食育講演会を開催し,東京家政大学 栄養教諭研究室 専任講師の塩入輝恵先生に,「自立した子どもを育てる~みそ汁とおむすび~」と題してお話しいただきました。生活習慣病による医療費の増大,少年犯罪の増加はさまざまな研究からその要因が「食」にあるということがわかり,特に成長期の子どもにとって「食」は,良い「心身の成長」と「人格の形成」を促し,手や味覚などの五感を使うことで脳を活性化させるそうです。また参加された皆さんに,天然だしと顆粒だしのみそ汁を飲み比べてもらい味の差を体験していただき,天然だしから「命をいただくこと」「本物の味」「おいしさ」を子どもたちに伝えることの大切さなどお話しいただきました。講演後,東京家政大学学生が考案した,町内産の食材を使った「子どもと作るおむすび」の発表と試食交流会も行いました。神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食生活改善部会高一貫教育中学生版「はやぶさ塾」体験会を開催本町が油木高校支援事業の一つとして実施している公設学習塾「はやぶさ塾」の中学生向け体験講座が,8月17・19・24日の3日間油木高校を会場として開催されました。本講座は,町内中学校3年生に次のステージへ向けた学習のイメージを持ってもらうことと,高校受験学力の向上を図ることをねらいとして実施されました。希望者は無料で受講でき,本年度は3教科(数学・英語・社会)が開設され,各教科とも塾講師の指導により,1日午前中2時間で1教科ずつ学習していきました。授業の中で,塾講師の先生は「自分のペースで問題はやっていいよ。しかし,やれたらどんどんやっていこう。競争だぞ!」と,生徒の意欲を駆り立てながら,丁寧に巡回指導もされていました。受講後の生徒アンケート調査では,参加した生徒の多くが「参加して大変よかった」と感じており,「普段は家で一人なので,なかなか長時間の学習をする気が起きず,今回の講座はすごくありがたかった。友達もいるので,競争心が芽生えて,すごく集中できた」「初めは難しく,とても厳しい感じかなと思ったが,先生も面白くて楽しく学習することができた。油木高校に入学したら『はやぶさ塾』を受講してみたいと思った」などと感想を述べていました。「使い切ろう!だしをとった後のかつお節と昆布」だしをとった後のかつお節と昆布を使った「簡単佃煮」はいかがでしょうか。食物繊維やミネラルは残っていますので,余すことなく食べましょう。かつおと昆布の簡単佃煮材料作り方だしをとって残ったかつお節と昆布しょうゆ・みりん・砂糖①昆布は細切り。かつお節は軽めに絞ってから刻む②①にお好みの量の調味料を加え小鍋に入れ照りが出るまで炒る※冷めたら冷蔵庫で保存72016 9月号

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