神石高原1月号
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地域おこし協力隊西村 悠樹その39んでした。畑が無事に見つかったのであとは春を待つばかりだなんて言っていると、畑の手入れは冬もあるよと言われました。てっきり春が来たら苗を植えて水をやって、それから実がなったら収穫するくらいにしか思ってなかったので冬にもすることがあるなんて言われた日には驚きを隠せませんでした。どうやら冬のうちから土作りを行い、春に備えるとのことです。この記事を読んでいる多くの方は、そんなの当たり前じゃないか、と思われているでしょう。しかし、こうして親切に教えてくれるご近所の人が居なければ恐らく春まで何もしませんでした。良きアドバイザーに囲まれて私は幸せ者です。まだまだ始まったばかりですが、来年の秋には甘くておいしいサツマイモがたくさんできることを夢みて頑張っています。こうして夢に見たサツマイモいっぱい計画が始動できたのは田舎の良いところだと思います。持て余す土地、先人たちの知恵、溢れ出る思いやり。田舎には何もない?そんなことありません。この度、農業デビューしてまた新たに田舎の良いところに気が付く「神っとる神石高原町」新年おめでとうございます。皆さまに幸多き年となりますように。(協力隊一同)神石高原町に引っ越してきて初めての冬を経験中の西村です。寒さに対して多少の免疫を持っていると自負していたのですが、ここでの寒さはその傲慢な自信を見事に打ち砕いてくれました。その寒さ故か、人の温かさが身に沁み人と人の繋がりがいかに大切かを感じております。さて、話は変わりますがこの西村、僭越ながら農業デビューしました。(ここでの農業は野菜を作り始めたという意味です。)今まで、野菜を育てた経験は小学校の時にミニトマトをプランターで作ったぐらいで、まったくの素人です。そんな素人でも野菜を作る場所が必要なことくらいは知っていました。どこで作ろうか悩んでいると近所に住んでいる方が家庭菜園の一角で一緒につくらせてくれることに。徒歩1分という好条件の場所で野菜が作れることになりました。春までに見つかったらいいと思っていましたが、こんなに早く見つかるなんて思ってもいませ【小学生の部】最優秀賞:古城 快晟(三和小4年)優秀賞:高石 快晴(油木小3年) 〃 :髙﨑真結香(豊松小5年) 〃 :横山 翔太(神石小6年)【中学生の部】最優秀賞:梶原 綾花(神石高原中2年)優秀賞:森永  楓(三和中1年) 〃 :佐藤 花南(神石高原中3年)【高校生の部】最優秀賞:岩谷 舞花(油木高3年)優秀賞:矢川 千陽(油木高3年)【一般の部】優秀賞:能村 正徳(一般)【黒い雨の部】最優秀賞:矢野乃佳(一般)優秀賞:赤木 花凜(神石高原中3年)*敬称略読書の集い―神石高原町読書感想文コンクール表彰式・読書講演会― 開催また,読書講演会では,呉市在住の切り絵絵本作家 吉田路子さんによる「宮沢賢治の心は広島の心」と題して講演が行われました。広島東洋カープ新井選手の,小学校から25年ぶりのリーグ優勝までを描いた絵本「新井貴浩物語」の作成にまつわるエピソードを,「花巻弁」の読み語りを交えながら語られ,参加者の皆さんは独特の世界を堪能されていました。入賞者は次の皆さんです。「教養のまち-神石高原町」ことができました。そして、田舎である神石高原町に来て良かったと肌で感じております。神っとるよ!神石高原町!町では読書への関心を高め,積極的・自主的な読書活動を推進するため,8月を「神石高原町読書月間」と定め,読書感想文を募集し,今年度は403点の応募をいただきました。その作品の中から,各部門の最優秀賞・優秀賞を選び,12月23日,「読書の集い」として,三和公民館で,表彰式と読書講演会を開催しました。表彰式では,受賞者への賞状と記念品贈呈,各部門の最優秀賞受賞者による作品の朗読が行われました。4広報 神石高原 No.147

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