神石高原2月号
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地域おこし協力隊村上 勇太その40る人の顔も知らないことが普通になってしまったこの時代に、田舎では地域単位でみんな顔を知っています。それを面倒と思う方もいますが、知っているからこそ交流会やイベントも和気あいあいと開催されます。なんだかフィジーと似てますよね。きっと日本の中で幸福度ランキングを作ると我が町は上位に位置するのではないでしょうか。我々地域おこし協力隊が定住率100%なのもここがポイントなのだと思います。「幸せの町、神石高原町なんだぞー!」と外の人には自慢していこうと思った今日このごろでした。「人間の幸せはどこにあるのか」世界幸福度ランキングが先日発表されました。1位はダントツでフィジー。今回は幸福度の話をします。フィジーの人になぜ幸せなのかを質問すると「家族」というキーワードが出てくるそうです。そしてこの国の場合、家族という定義がすごく広いのが特徴です。物理的な血の繋がりではなくて、フィジーの場合は同じ村や島に住む人も家族の1人にカウントされるそうです。人間はどうやら、お金ではなくて、「誰かに必要とされている」とか「誰かに貢献できている」と感じる時に幸せを本質的に実感しやすいそうで、こういった濃い集まりが頻繁に行われることが要因の1つと言われています。さて、改めて日本を見渡した時食育ミニ知識神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食農教育部会早寝早起き朝ごはんで丈夫な体をつくろう!毎月19日は食育の日いずみ保育所の『食育』の取り組みを紹介します。元気な体,丈夫な体は小さいころからの積み重ねが大事なので,日頃から規則正しい生活と3度の食事の大切さを子どもたちや保護者の方に伝えています。食に関心を持ち,作る楽しさを体験できるよう,子どもたちと一緒に野菜の栽培(サツマイモ・キュウリ・ナス・ピーマン)やクッキング(カレー・よもぎもち・スイートポテト・ケーキの飾りつけ)など行っています。また,保護者の交流を目的とした会「パパママクラブ」を開催し,その中で『神石高原町残しておきたいおふくろ味』をもとにコンニャク作り,ばらずし,白和え,みそ汁など,手軽に作れる朝食メニューなどの調理実習を行い,皆さん毎回楽しみに参加してくださいます。朝ごはんがなかなか食べることができない子どもたちのために「よく食べてくれる簡単朝食メニュー」のアンケートを行い,保護者の皆さんと情報を共有し合うなど取り組んでいます。に、家族という繋がりを色濃く持っている場所はどこなのでしょうか。それはやはり地域のつながりが残っている田舎地域だと思います。隣に住んでいケーキの飾りつけパパママクラブ「おふくろの味作り」72017 2月号

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