神石高原3月号
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Seriesvol.4「人権」とは「全ての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものです。今回の「シリーズ 人権を考える」では,「障害のある人」についてお伝えします。障害のある人障害者を特別視するのではなく,一般社会の中で普通の生活が送れるような条件を整えるべきであり,共に生きる社会こそノーマル(普通)な社会であるという考え方を,ノーマライゼーションといいます。障害のある人を含むすべての人々にとって住みよい平等な社会づくりを進めていくためには,国や地方公共団体が障害のある人に対する各種施策を実施していくだけでなく,社会のすべての人々が障害のある人について十分に理解し,必要な配慮をしていく事が必要です。(公益財団法人人権教育啓発推進センター資料,法務省-主な人権課題-より引用)2月14日,三和公民館で男女共同参画研修会(神石高原町男女共同参画推進事業実行委員会主催)が開催され,防災・被災者支援地域女性ネットワーク代表の香川恭子さんから「多様なニーズに配慮した防災・減災のまちづくり―男女共同参画の視点から―」と題してご講演いただきました。平成26年8月に広島市で発生した豪雨土砂災害での支援活動などを通して,防災における女性の視点・参画の重要性,日ごろのつながりや平常時から男女共同参画に取り組むことの大切さについてお話しいただきました。講演後,避難所で実際にあった事例を基に対応方法などを各グループで話し合い研修を行いました。男女共同参画研修会を開催~防災における女性の視点・参画の重要性を学ぶ~2月23日、油木小学校で「人権の花」感謝状贈呈式が行われました。昨年10月人権擁護委員から贈呈されたヒヤシンスの球根を児童が大切に育ててくれたことに対し、人権擁護委員の松岡純夫さん、横山礼子さんから感謝状と記念品が児童に贈呈され、児童を代表して、3年生の岡 唯央里さんから「花を咲かせるのは大変だけど、きれいな花が咲くと水をかえたりお世話をしてきて良かったなと思います。これからは、いろいろなお世話を頑張っていきたいと思います」とお礼の言葉がありました。贈呈式の後、男女共同参画をテーマにした手作り紙芝居「男は職場、女は家庭って本当?」の読み聞かせがありました。「人権の花」運動~花を育てたように、優しい心で友達に接していこう~32017 3月号

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