神石高原5月号
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地域おこし協力隊西村 悠樹力活動を行ってもらう中で定住・定着を図り地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。西村は広島市からやってきて、しんさか・牧地域を中心に地域協力活動(商品プロデュース・域学連携・地域の魅力発掘など)を行っている最中ですが、この先、定住・定着をし、地域力を維持するだけでなく、強化していくことで西村自身のライフスタイルもより良いものにしていきたいと考えています。なぜなら、その方が人生を謳歌できると思っています。時には本音を隠して生きなければいけないかもしれませんが、本音をズバズバ言うのが田舎の良い所でもあると思います。地域の人と話をしていると、人が少なくなってきているし、若い人も帰ってこない、といった本音が多いです。不安なことを口に出して考えることも大切なことですが、〝楽しむ〟方の本音を声に出してみるのも必要なのではないかと思います。これからはそういった声を聴ける場を作ることで地域力の維持・強化が図れるのではないかと考えて、協力隊活動2年目はそういった場づくりの活動もしていきたいと思います。新緑の野山に萌える神石高原の山々を見て癒されている西村です。神石高原町に来て約1年がたちました。来たばかりの頃は知り合いも少なく、行きつけのお店もありませんでした。そんな私ですが今ではイベントのお手伝いをしていると、知った顔の方から声をかけていただくことも増え、この1年で多くの出会いがあったことを実感します。また、おいしい担々麺を食べられるお店にも出会え、この町に来て本当に良かったなぁとかみしめています。さて、地域おこし協力隊ってなんなん?と思われている方もいると思うので簡単に説明をさせていただきます。人口減少や高齢化などの進行が著しい地方において、地域外の人材を受け入れ、地域協その43神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食農教育部会骨の健康を考え上手にとろうカルシウム!毎月19日は食育の日食育ミニ知識日本人は,もう長い間カルシウムの摂取量が必要量に達していません。カルシウムは一度にたくさんとっても,吸収できる量が限られています。毎日の生活の中で気をつけて,牛乳・乳製品・小魚や海藻,カルシウムを多く含む小松菜などの野菜を食事やおやつに上手に取り入れながら,コツコツとっていく必要があります。また,健康な骨をつくるためには,カルシウムだけでなくたんぱく質やビタミンC・Dなども十分に摂取できるよう,栄養バランスのとれた食事にすることが大切です。さらに骨の成長を促すためには,適度な運動を行うこと,そして成長ホルモンが分泌され働くようにするために,夜更かしを避け,十分な睡眠をとることも大事です。「骨粗しょう症」は高齢者の病気と思われがちですが,実はその第一歩は子ども時代から始まっています。成長期に十分に骨量を増やしておくことが大事です。―「人権」とは「全ての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものです。― 今回の「シリーズ 人権を考える」では,「アイヌの人々」についてお伝えします。Seriesvol.6アイヌの人々アイヌの人々は,固有の言語や伝統的な儀式・祭事,多くの口承文学(ユーカラ)など,独自の豊かな文化を持っていますが,近世以降のいわゆる同化政策などにより,今日では,その文化の十分な保存・伝承が図られているとはいいがたい状況にあります。アイヌの人々に対する理解が十分ではないため,就職や結婚などにおいて偏見や差別が依然として存在しています。アイヌの人々に対する理解と認識を深める必要があります。(法務省 ―主な人権課題―より引用)4広報 神石高原 No.151

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