神石高原6月号
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地域おこし協力隊西村 悠樹ありません。人と人とが大量にすれ違うただそれだけ。そういったものが欲しいのではなく、見知らぬ人でも受け入れられ、その場で想いや感情を共有できるような、そんな場を作りたいと思っています。そのヒントとなる催しが先月の中旬に油木地区小野で行われました。その名も〝小野地区大運動会〟。限界集落最前線をいく小野地区で行われる運動会ですから、行くまでは正直運動会として成立するのだろうか…そのくらいに思っていました。しかし、実際は想像のはるか上をいく内容でした。玉入れやリレー、綱引きといった定番競技からリム転がしといった挿絵でしか見たことない競技までさまざまなラインナップとなっておりました。子どもからおじいちゃんおばあちゃんといった幅広い年齢層に対応しており、来た人みんなが楽しめる内容となっていましたよ!参加者の方に話を聞くと、地域愛がすごいことに気が付きました。この地域愛こそが鍵なの田畑はすっかり夏の装いに変わり、植物が活気に満ちてきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。西村は自然との戦いに頭を悩ませております。雑草というやつはなぜあんなにも元気なのでしょうか。少し休戦したいところですが、やつらは休ませてくれません。少しでも草刈りを怠けようものなら、爆発的に成長しており「しばらく会わないうちに大きくなったねぇ」なんて声でもかけてやりたくなります。しかし、こういった悩みを持てるようになったのもこの神石高原町に引っ越してきたおかげだと思っております。こんなことで成長したなんていうのは大げさなことかもしれませんが、こちらにきて間違いなく視野が広がったと実感しております。今まで気にも留めなかった道端や田畑の雑草を見るだけで、その地域の雰囲気が見えてくるのですから。さて、前回の投稿で〝人が集う場所づくり〟をしたいと書かせていただきました。ただ単に人が集まる場であればいいというわけではありません。東京へ行く度にその人の多さに圧倒されますが、その人たちの繋がりはまるでその44神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食生活改善部会健康生活応援店を健康づくりに活用ください!毎月19日は食育の日食育ミニ知識広島県では,望ましい食生活やたばこ対策など健康づくりを支援する店を「健康生活応援店」として認証し,住民の健康づくりの実践をサポートしています。町内でも次の店舗が認証され,目印としてステッカーが貼られています。町内には食生活応援店がありませんので,栄養成分表示(エネルギー,塩分など),野菜たっぷり・塩分控えめな料理を提供している,または今後提供する予定がある店舗営業者の方は,ぜひご検討ください。認証を希望される店舗営業者の方は,広島県東部保健所福山支所 保健課 健康増進係☎084-921-1311にお問い合わせください。―「人権」とは「全ての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものです。― 今回の「シリーズ 人権を考える」では, 「外国人」についてお伝えします。Seriesvol.7外国人今日,我が国で生活する外国人が急激に増えています。そして,言語,宗教,習慣などのちがいから,外国人をめぐってさまざまな人権問題が発生しています。外国人であることを理由に,アパートへの入居や公衆浴場での入浴を拒否されるという事案が生じています。外国人の生活習慣などを理解・尊重し,偏見や差別をなくしていく必要があります。(法務省 ―主な人権課題―より引用)健康生活応援店のステッカーではないかと考えています。近々この地域愛に着目した集まりを催したいと思っておりますので実施が決まった際には皆さまにご参加いただければと思います。今月号はこの辺で!健康生活応援店たばこ対策応援店(有)三和交通タクシー自然食レストラン高原の風蕎麦 雪花亭神石高原ティアガルテン潤いの森健康づくり応援チューリップ三和店やまびこローソン神石高原町店食生活応援店なし運動実践応援店なし52017 6月号

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