神石高原7月号
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―「人権」とは「全ての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものです。― 今回の「シリーズ 人権を考える」では,「HIV感染者・ハンセン病患者など」についてお伝えします。Seriesvol.8HIV感染者・ハンセン病患者などエイズウィルス(HIV)やハンセン病などの感染症に対する正しい知識と理解は,いまだ十分とはいえない状況にあります。これらの感染症にかかった患者・回復者などが,周囲の人々の誤った知識や偏見などにより,日常生活,職場,医療現場などで差別やプライバシー侵害などを受ける問題が起きています。こういった人々が偏見や差別に苦しむことがないよう,感染症に対する正しい知識と理解が必要です。(法務省 ―主な人権課題―より引用) 神石高原町では読書活動について関心を深め,積極的・自主的に読書活動を行うため,8月を「神石高原町読書月間」としています。応募資格および区分 ♦小学生の部(町内小学校在学の3年生以上の児童) ♦中学生の部(町内中学校在学の生徒) ♦高校生の部(町内高校在学の生徒) ♦一般の部(小学3年生以上)※年齢・町内外を問いません。 ♦『黒い雨』の部(小学3年生以上)※年齢・町内外を問いません。応募上の注意 ・‌400字詰め原稿用紙に,小学生の部は3枚以内,その他の部は5枚以内とします。 ・‌対象とする図書は教科書・雑誌・新聞などは除きます。ただし『黒い雨』の部については井伏鱒二著の「黒い雨」とします。※詳細については応募要項を確認してください。(神石高原町ホームページに掲載しています。)応募先 〒720-1522 広島県神石郡神石高原町小畠2025神石高原町教育委員会教育課宛募集期間 8月1日(火)~9月25日(月)*当日消印有効表彰/表彰式 表彰式で,入賞者へ賞状・記念品を授与します。お問い合わせ先 神石高原町教育委員会(教育課) ☎0847-89-3341平成29年度 「教養のまち 神石高原町」 読書感想文コンクール読書感想文募集『黒い雨』の部町内中学生の「15歳からの提言」を受けて,本町を舞台とした小説『黒い雨』の部を設けています。神石高原町を舞台とした井伏鱒二著の「黒い雨」が多くの方に読まれ「核問題」や「平和への思い」の再認識,「神石高原町」の新たな面の発見につながる事を願っています。今年も皆さんからのご応募をお待ちしています。今ある平和を未来へ昭和20(1945)年の8月6日午前8時15分、1発の原子爆弾が広島に投下され、想像を絶する威力で一瞬にして、何の罪もない多くの人々が無残にも犠牲となりました。生きたくても生きることができなかった人々の無念、残された家族、今なお後遺症を負った方々の苦しみ、悲しみ、憎しみははかり知れません。私たちは今ある平和を当たり前とせず、その多くの尊い犠牲の上にあることを忘れてはなりません。そして、その平和を未来へつなげていくために、被爆体験者の思いや平和への思いを語り継ぎ、絶対に風化させることなく次世代へ伝えていかなければなりません。恒久平和を願って黙とうのお願い 原爆が投下された時刻に原爆死没者を哀悼し世界平和の実現を祈り1分間の黙とうを捧げましょう。 ●広島市  8月6日(日)午前8時15分 ●長崎市  8月9日(水)午前11時2分2広報 神石高原 No.153

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