広報神石高原1月号
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チャレンジ農園「ありがとうパーティー」デコレーションケーキ作り2年生学習合宿連携型中高一貫教育校成果発表会12月15日,第3回チャレンジ農園「ありがとうパーティー」が開かれました。油木小学校の2年生からかわいい招待状をいただき,産業ビジネス科2年 地域農業実践類型の14名が油木小学校を訪問しました。チャレンジ農園で育てたサツマイモを使って,小学生がおいしクリスマスも近づくこの時期に,家庭科「ライフスキル」の授業選択者が,デコレーションケーキ作りに挑戦しました。「買って食べる」から「作って食べる」へステップアップする12月16日・17日,神石高原ホテルで2年生の学習合宿を実施しました。この時期すでに進学・就職に結果を出した3年生の姿に1年後の自分を重ねながら「2年生のこの時期に何をすればいいかをつかみ12月20日,連携型中高一貫教育校としての成果を披露する発表会を開催しました。教頭より3カ年間の事業内容の説明があったのち,3年生がこれまで身に付けてきた表現力や思考力を発揮して,質の高いプレゼンテーションを披露しました。産業ビジネス科は地域の課題解決のために取り組んできた「ナマズ」「山菜」「加工」について,充実した内容を分かりやすく発表しました。普通科は,興味のある分野について「栄養を壊さない調理法」「小いスイートポテトを作ってくれていました。みんなで一緒に食べたり,スタンプラリーやクイズをして楽しみました。油木小学校の2年生の皆さん,すてきなパーティーをありがとうございました。たい」と,高い意識を持って15名が参加しました。1日10時間以上の学習時間が組み込まれたハードな合宿を終えた参加者は「ここまで自分を追い込むことがなかった」「いままでと勉強への意識が変わり自信がついた」「みんなで勉強する雰囲気を大切にしたい」と合宿の意義を強く感じていました。2年生の3学期は3年生の0学期といいます。これからの頑張りに期待します。ことを目指して,スポンジの台から手作りして,自分で考えたデザインをカラフルなフルーツやクリームで表現していきました。一つとして同じ物のない「世界指だけ曲げられる人と曲げられない人の違い」「韓国語(ハングル)について」など,人文科学系,健康科学系などの6つの分野で多彩な発表を行いました。聴衆として参加した1・2年生も大いに刺激を受け,自分のテーマや進路について考える機会となりました。冬季の有害鳥獣対策について 野生動物は,農作物の味を覚えれば必ずその圃場に再来します。集落内に収穫していない柿や栗などの果樹がある場合は,格好のエサとなり,冬季に野生動物が栄養を十分に取れることになります。また,耕作放棄地が野生動物を引き寄せる一因となりますので,農地周辺の環境をすっきりと整理することが重要です。ポイントは次のとおりです。★被害防止柵を設置し,冬季に集落内のエサを食べさせないこと。★農地周辺のやぶを刈り払い,見通しを良くすること。★集落内にある放置果樹(特に柿)の果実を収穫しておく,または放置果樹を伐採すること。お問い合わせ産業課 ☎89-3337詳しくは,産業課農地係へご相談ください。被害防止柵の設置ポイント被害防止柵にはいろいろ種類がありますが,柵は設置さえすれば大丈夫というものではありません。どの柵にも共通して注意するポイントがあります。★しっかり囲むこと,すき間をあけないこと。 片方が川だから「コの字」の柵でいいということはありません。農地を囲むことが大切です。★柵の外から,作物など(エサ)が食べられないように,柵は作物から離して設置すること。 柵を作物から離して設置するか,作物を柵から離して植えることで,柵越しに作物を食べられないようにします。★柵の外側も歩けるスペースを確保すること。 柵の外側がやぶの場合は,柵まで野生動物が安心して近寄ることになります。管理点検ができるスペースを確保することで,柵まで野生動物が安心して近寄りにくくなります。★被害防止に有効な柵を,防ぎたい野生動物の種類によって正しく選択すること。 獣種によって有効な被害防止柵の種類が異なります。農地に出没する野生動物が何なのか判別することが重要です。でたった一つのオリジナルケーキ」が仕上がり,お互いのケーキを褒め合いながら全員が満足の笑顔でした。家族と一緒に味わおうと,大切に箱に入れて持ち帰る生徒の姿もありました。14広報 神石高原 No.159

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