広報神石高原2月号
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その52地域おこし協力隊西村 悠樹畑に行けば大根があるという状況は何ともいえない優越感に浸れます。街中に住む友人はコンビニへ出かけると自慢してきますが、私はドヤ顔で畑に大根を取りに行けます。今年は、白菜にも挑戦したいと思います。続いては「講演」。これも神石高原町に来て初めての経験でした。依頼内容は、地域おこし協力隊や移住者としての話だったりしますが、大勢の前で話をするなんて今まで考えてもみませんでした。広島市に居た頃は何者でもなかった私が、こうやって生きる意味を持たせていただけたのは、この神石高原町に来たからだと感じております。世の中には人生を浪費している人がたくさん居て、そんな人々が神石高原町で人生の初体験をする。そこから何かを見いでしょうか。神石高原町で迎える2年目の冬。今年の冬は、屋内の蛇口からつららが出ていたり、お風呂場がアイススケート場になっていたりと刺激的なシーズンとなりました。そんな神石高原町に来てから、人生の初体験をいくつかさせていただいておりますが、今回はそのエピソードを少し紹介させていただきたいと思います。まずは「野菜作り」。1stシーズンになる昨年は、サツマイモと大根に挑戦しました。サツマイモは大きな芋がたくさん収穫できたのですが、大根はまるでゴボウのような細い大根となってしまいました。しかし、火の通りが早いので料理する分には助かります。また、最近は野菜が高騰しており、こんにゃくを作ったよ!くるみ保育所の「食育」の取り組みを紹介します毎月19日は食育の日くるみ保育所では,季節の野菜や果物を知り,食に関心を持ち,作る楽しさを体験できるよう,子どもたちと散歩や野菜の栽培,クッキングを行っています。今月は,地域の方からこんにゃくの芋をいただいて,年長さんが「こんにゃく」を作りました。こんにゃくを通して,地域の方々から神石高原町のおいしい特産物を楽しく学んでいます。毎日食べる食事。「食べるって楽しいな」から命の大切さを感じている子どもたちです。神石高原町には,おいしいものがたくさんあるよ。食育ミニ知識神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食農教育部会春の陽気が待ち遠しい今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしだし、地域も個人も盛り上がっていけたらいい。そんなふうに思うのです。8広報 神石高原 No.160

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