広報神石高原3月号
5/20

よくあるご質問-Q&A-国民健康保険は,さまざまな構造的課題を抱えています。このため,制度を将来にわたり守り続けるために,都道府県が財政運営の責任主体となり,市町村とともに共同運営することで安定的な財政運営を目指します。資格の取得・喪失手続きや被保険者証などの発行,保険給付の決定・支給事務,および保険料(税)の賦課・徴収などは,引き続き市町村が窓口となります。【Q1】どうして都道府県が国民健康保険の運営に加わるの?被保険者の皆さんにとっては,国民医療費が伸び続ける中,急激な保険料(税)の上昇が起こりにくくなるメリットがあります。県内での統一により,次の点が変わります。【Q2】被保険者証はどうなるの?資格の取得・喪失および住所変更などの手続きや被保険者証などの交付は,これまでどおりお住まいの市町で行います。①被保険者証に「広島県」と記載されます②毎年8月1日が更新日となります※平成30年7月31日までは,現在お持ちの被保険者証をお使いください。これまでは他の市町村へ転出した場合,高額療養費の該当回数が通算できませんでしたが,平成30年4月以降は,広島県内で他の市町に引っ越した場合でも,転出前と同じ世帯であることが認められるときは高額療養費の該当回数が通算され,被保険者の経済的負担が軽減されることがあります。【Q3】高額療養費が引っ越しても通算できるの?なお,療養費や高額療養費の申請などの保険給付に関する手続きは,これまでどおりお住まいの市町で行います。これまでどおり,各市町が決めた納期,納付方法により納付していただきます。【Q4】保険料(税)の納付はどうなるの?なお,納付方法については,口座振替による納付をお願いしていますので,ご理解とご協力をお願いします。【Q5】県単位化で保険料(税)はどうなるの?都道府県が示す標準保険料率などを参考に,市町村が保険料(税)率を定め,保険料(税)を賦課・徴収することになります。被保険者の皆さんの負担の公平性を確保するため,広島県においては「同じ所得水準・世帯構成であれば,県内どこに住んでいても同じ保険料(税)」になることを目指します。【お問い合わせ先】福祉課☎89‐3335←統一 保険料 水準【現行】同じ所得水準・世帯構成であっても各市町で保険料(税)は異なっています。【平成30年度】保険料(税)の急激な変動が起こらないよう,激変緩和措置が講じられています。【平成36年度の姿】 当面は統一保険料率をベースに市町ごとの収納率を反映した保険料(税)率となります。 将来的には,同じ所得水準・世帯構成であれば,県内どこに住んでいても同じ保険料(税)を目指します。52018 3月号

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る