広報神石高原3月号
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輝き神石高原農委11号11号輝き農業委員会だより神石高原農委3 有害鳥獣対策の拡充を行うこと ⑴ 有害鳥獣の種類・頭数の増加により、農産物被害が増加の一途をたどっているため、恒久的な対策方法の検討を行うこと ⑵ 狩猟1種(装薬銃)免許取得者の高齢化により、免許取得者が年々減少し狩猟業務に支障(捕獲しても殺処分ができないなど)を来しているため、若年の農業担い手などへの免許取得の奨励を積極的に行うこと ⑶ 捕獲班に対する捕獲奨励金の増額を図り、班員の捕獲意欲の高揚を図ること4 農地隣接林野の支障木伐採対策 放置森林の拡大から、農地隣接林の木が茂り日陰になったり、有害鳥獣のすみかになって農作物の生育や生産に支障を来している。森林所有者に伐採を要請しても協力をいただけない状況があり、放置していると耕作継続が困難となり放棄地になることが危惧されるため、森林組合などの事業で対応できるように対応策を検討願いたい。(耕作者での対応は、経費などの負担で困難)5 広島県立農業技術大学校生に対する助成制度の検討について 油木高等学校から県立農業技術大学校入学者には、町から「2年間の授業料の全額助成」と、国からの「新規就農者給付金制度の準備型給付金」が併給されているが、卒業後すぐ平成30年度農地等利用最適化推進に関する施策意見書を提出 平成29年12月8日、佐伯知省会長をはじめ、伊勢村正治会長職務代理、農業委員地区代表および事務局総勢4名で、入江嘉則町長と松本彰夫町議会議長に「平成30年度農地等利用最適化推進に関する施策意見書」を提出しました。これは農業委員会法の中で、農地などの利用の最適化の推進に関する事務を、より効率的かつ効果的に実施するために必要な事項について、行政庁などに提案するものです。平成30年度農地等利用  最適化推進に関する施策意見事項1 第二トマト団地の整備を早急に行うこと ⑴ 遊休農地にこだわることなく、将来的に団地として拡大が可能な地区を選定すること ⑵ 初期投資額が大きいことから、新規就農者対策としてリース方式の導入を検討すること(JAへの対応要請や農業公社の活用など) ⑶ トマト専門の生産および経営指導員を配置すること(農業指導所のOBなど)2 和牛繁殖生産体制を構築すること ⑴ 新規就農者には初期投資がネックとなっているため、全農・JAの協力を得てリース制度を検討し、若者の就農機会と就農意欲の向上を図ること(繁殖成牛1農家当たり50頭規模の生産規模を目標に確保) ⑵ 子牛生産頭数の拡大により、神石牛子牛ブランドの確立を図ること左から 伊勢村春行委員,入江町長,佐伯会長,伊勢村会長職務代理92018 3月号

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