広報神石高原5月号
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―「人権」とは「全ての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものです。― 今回の「シリーズ 人権を考える」では,「性的指向」についてお伝えします。Seriesvol.14性的指向 性的指向とは,人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。「男性が男性を,女性が女性を好きになる」ことに対しては,根強い偏見や差別があり,苦しんでいる人々がいます。 このような性的思考を理由とする差別的取扱いについては,現在では不当なことであるという認識が広がっていますが,いまだ偏見や差別が起きているのが現状です。性的指向を理由とする偏見や差別をなくし,理解を深める事が必要です。(法務省 ―主な人権課題―より引用)その55地域おこし協力隊西村 悠樹る方もいらっしゃり、よく頭の上にハテナマークが浮かんだものです。 少しずつ仕事や生活に慣れてきたと感じたのも束の間。今度は厳しい冬が待っていました。雪こそあまり降らないものの寒さで目が覚める朝。室内やお風呂場の蛇口が凍るという非日常イベント。路面はツルツルに凍結しており、油断をすればたちまち谷底へ。それでも広島市へ帰りたいと思わなかったのは、おいしいお米や採れたての新鮮野菜。心配してわざわざ家まで来てくれる温かい人の繋がり。四季を五感で感じさせてくれる神石高原町の大自然。これらをたくさん感じられたのが大きかったからだと思います。 やりたいことが具体的に見えてきたと同時に、多くの課題も見えてきました。地域おこし協力隊として残された時間はあと1年。全力で地域おこしに取り組んでいきたいと思います。 私ごとですが、広島市に居た時からお付き合いさせていただいていた方と、3月に入籍しました。これからは夫婦ともども、よろしくお願いします! 新緑の美しい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。僕はスギ・ヒノキ花粉症、黄砂にPM2・5といった辛く苦しい戦いを終え、今日という日を迎えております。 さて、今月は地域おこし協力隊として最終年度を迎えた私が、1、2年目を振り返ってみようと思います。 ちょうど2年前の6月、辞令交付を受け、活動を開始しました。最初は右も左も分からず、地域の役員会へ行くのもナビで調べながら行くのがやっとでした。それも県道を通るルートを案内され、とんでもない狭い道をひやひやしながら通ったのを覚えています(笑)他にも高齢者の方の中には私の実家の安芸とは若干違う備後弁、それも神石高原町独特の方言が混じ神石高原町食育推進ネットワーク協議会 食農教育部会お茶って今が旬!〜医食同源〜毎月19日は食育の日食育ミニ知識 立春から数えて八十八日目を「八十八夜」といいます。八十八夜は,夏の始まり「立夏」の頃までによく起こる遅霜に注意するため作られた,日本独自の雑節です。この日に摘んだお茶は上等とされ,そのお茶を飲むと長生きをするといわれてきました。お茶の葉はビタミンCが豊富で,無機質(ミネラル),アミノ酸,ポリフェノール(カテキン)なども含んでいます。最近ではお茶の葉の豊かな栄養に注目して「食べるお茶」もあります。香りよくスッキリした味の新茶を,ぜひ召し上がってみてはいかがですか。32018 5月号

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