広報神石高原12月号
2/18

Rakuten IT School NEXTとは?  国内の高校生が,楽天株式会社(以下,楽天)や地域の事業者,NPO団体,行政機関と協力して,楽天のサービスを用いながら地域の課題解決を目指すプログラムです。平成30年は,全国10校の高校から,137名が参加しました。Rakuten IT School NEXTでの油木高校生の活動 今年8月,楽天の社員4名が油木高校を訪れ,生徒13名が3日間のワークショップを行いました。その後3ヶ月間,地域での活動を実施し,神石高原町の主産業である農業を取り巻く「耕作放棄地問題」について学びました。 高校生たちは,町の耕作放棄地に着目し,その解決策として「遠隔でのオフィスづくり」,「遠隔農園づくり」,「耕作放棄地でのフェス」などを実行しました。耕作放棄地を,耕作地に! 4名の生徒は,上自治振興会の小坂班で,山本宰士さんの協力のもと,200㎡もの耕作放棄地を耕作地に戻す活動を行いました。さらに,町外の方への体験プログラムや,SNSなどを通じた情報発信も実施しました。この油木高校生の活動によって,耕作放棄地が縮小するきっかけもできました。楽天株式会社での活動発表! 12月8日,Rakuten IT School NEXTに参加する全国10校が,東京都世田谷区の楽天株式会社本社でそれぞれの活動を発表しました。油木高校からは,遠隔農園づくりを行った4名の生徒と,同行する2名の生徒が参加しました。 起業家のように試行錯誤しながら活動を展開していく油木高校生の姿が評価され,審査員の皆さまから好評を得ました。代表する生徒は「今後も油木高校生の活動にご理解とご協力をお願いします」と締めくくりました。油木高校生が挑戦!Rakuten IT School NEXT!2広報 神石高原 No.170

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る