広報神石高原12月号
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町立病院からのお知らせ病院の周りが綺麗になりました! 11月18日,「神石高原町立病院を守る会」の方々によるボランティア活動で,町立病院周辺の草刈や植木の剪定,プランターの花の植え替えなどをしていただきました。 本年最後の清掃活動となったこの日も,会員の皆さんは爽やかな秋晴れのもと,テキパキと手慣れた手つきで作業を行われました。 作業の結果,病院周りの雑草や枯葉は綺麗に取り除かれ,プランターの花も新たに80苗植え替えられました。 毎年11,12月は,1年間で最も多くの外来患者様が町立病院を受診される季節ですが,会員の方々のおかげで,気持ちよくご利用いただける環境となりました。 町立病院を守る会の皆さん,本年もありがとうございました! 中高一貫教育支援会議(会長:入江嘉則町長)主催の教育講演会が、11月19日、三和協働支援センターで、約70名の参加者を得て開催されました。 講師は、島根大学教職大学院 准教授 中なか村むら怜さと詞し先生をお招きし、「隠お岐き島どう前ぜん高校魅力化プロジェクトへの挑戦から 〜実践現場で感じた本音の話し〜」と題してご講演いただきました。 中村先生は昨年度まで隠岐島前高校の教諭として高校魅力化プロジェクトに直接携わってこられ、講演では演題にふさわしく、当時感じられた思いをストレートにお話しいただきました。 当初、中村先生は「外部者(魅力化コーディネーター)に言われることをどうして取り組まなければならないのか、総合的な学習に取り組むことにどれだけの意味があるのか、など大いに悩み葛藤したが、そんな時、①まずは真摯に研修に取り組み(知識)、②しっかりと対話を重ね(理解)、③みんなで共創の教育を(行動)」と、経験談に基づいた自らの変化や本事業成否のポイントを示されました。また、「対話で違和感から共感へ、学校内外の支援で傍観者から当事者へ、生徒の成長で疑念から確信へ」と自らの壁を越えさせた体験も語っていただきました。そして、最後には「魅力化は時代と地域と関係者によって変化していく」と結ばれました。 講演会には、教育関係者のみならず地域の方々、そして、油木高校生も参加があり、現在本町が取り組んでいる「油木高校魅力化+プロジェクト」に係る関心度の高さに講師の中村先生は大変感心しておられました。 今回の講演は、学校現場で直接関わりのある先生方だけでなく、地域人としての学校教育への関わり方などについてもご教示いただき、大変有意義な講演会となりました。■お問い合わせ先 教育課 ☎89‐3341中高一貫教育講演会が開催されました8広報 神石高原 No.170

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