広報神石高原3月号
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輝き神石高原農委12号12号輝き農業委員会だより神石高原農委④ 大規模な災害を受けた圃場について、隣接した部分(農地以外も含め)の区画整理(基盤整備)の実施2.株式会社神石高原農業公社の体制強化について 農家の高齢化と、農業機械への過大投資の懸念から機械の更新を行なわず、機械作業の委託を希望する農家が増加傾向にありますが、反面、作業受託者が少なく、離農を選択せざるを得ない農家の増加も懸念されております。小規模農家の農業継続を支援するため、農業公社の作業受託事業の体制強化を検討願いたい。 また、遊休農地の発生防止のため、貸付希望農地を活用して稲作などの耕作を行う、直営農業事業の拡大を検討願いたい。3.地域おこし協力隊員の農業参入について 今後、農業に特化した隊員の募集を行い、新たな農業産品の発掘や、集落法人の継承・農業への参入を行う人材育成など、農地の活用や農業および集落の活性化に努めていただきたい。4.農業委員会の事務局体制の強化について 農地の適正化の推進および荒廃農地の確認業務のため、農業委員会事務局に配置いただいている臨時職員(町職員OB)5名を、平成31年度も引き続き現状体制で配置を願いたい。平成31年度農地等利用最適化推進に関する施策提案書を提出 平成30年12月13日、佐伯知省会長をはじめ、伊勢村正治会長職務代理、農業委員地区代表および事務局で、入江嘉則町長と松本彰夫町議会議長に「平成31年度農地等利用最適化推進に関する施策提案書」を提出しました。 農業委員会法により、農業委員会は、「農地等の利用の最適化の推進」に関する施策の改善について、具体的な意見を提出しなければならないこととされており、必要な事項について、行政庁などに提案するものです。平成31年度農地等利用  最適化推進に関する施策提案項目1.平成30年7月豪雨災害に対する復旧支援について 7月豪雨災害により、農地への土砂の流入、水路・井堰および農道の破損、法面の崩壊、河川への流入土砂の堆積など、甚大な被害が発生しています。 農業者にとってこれらの修復にかかる作業や費用の負担は非常に重く、離農や耕作放棄の増大が懸念されます。営農の継続に向けて、次の施策を求めます。① 国庫補助事業などを活用し速やかな復旧工事の実施  農家などが自ら行う小規模の被災農地・用排水路・農道などの補修への大幅な支援対策の実施② 河川の堆積土砂の早期除去(二次災害発生防止対策)③ 法面崩壊箇所の早期復旧工事左から 伊勢村春行委員,美田委員,佐伯会長,入江町長,松本議長,伊勢村正治会長職務代理6広報 神石高原 No.173

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