神石議会52号
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①本年4月実施の全国学力・学習状況調査結果はどうだったか。②平成26年度と平成28年度実施の学力テストにより判明した課題への取組みとその結果。③本年度調査結果における課題とその対策。教育長 ①小学校においては、※算数Aが県平均を下回った。その他は、全国、県平均を上回っている。特に※国語Bは、全国・県平均を大きく上回っている。中学校の、国語A、Bは全国・県平均を上回ったが、数学については、A、Bともに全国・県平均を下回っている。②今年度中学3年生は、小学6年生時にも算数の力に課題があった。学習内容の難易度が上がっており、中学生においても丁寧な指導が実施されている。平成28年度と比較すると、国語では読み取る力、算数・数学においては理論的証明力、図形の活用など多くの課題が見られた。③活用力が徐々に身につき、指導の成果が出ている。数学的な見方・考え方を明確にする研究と指導の工夫により、小学校入学時から丁寧に指導することが重要である。小学生は国語、算数A、Bともに全国でも高いレベルにある。中学生の国語については全国・県平均を上回るが、数学において課題が多く、小学6年生時の課題が克服されていない。分析が必要だ。教育長 テストで判明した課題とその解決に力点をおいている。基礎的な力が付いていないと中学校3年間でその力を回復することは難しい。小学1年生から学年ごとに課題を分析し、学力の定着に繋げたい。また各学校とも課題が違うので集約し、併せて指導したい。学力テストの公表は自治体や学校間の競争を促し、見直せとの意見もあり賛否両論だ。私は、競い合う事は重要で学力向上にも繋がると思う。どこが弱点か分析しようにも基礎的なデータがないと探れない。しっかり学力が付き、お互い頑張れるよう子供たちに考えさせる指導をお願いしたい。教育長 小中学校の子供たちが健やかに成長するよう頑張りたい。 ※A問題:   知識の理解力 ※B問題:   知識の活用力QAQAQA問学力テストの活用は答課題を分析し学力向上に努める木野山 孝志 議員神石高原中学校で行われた「学び合い」を取り入れた国語の公開授業15 神石高原町議会だより №52 2017.10.15一般質問

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