同窓生の皆様方におかれましては益々ご清祥のことと心からお慶び申し上げます。まず、広島県新庄学園創立１１０周年記念事業の折は予期せぬコロナ禍の中にもかかわらず多くの皆様方のご理解とご協力により４０００万円を超えるご寄付をいただきました。改めて皆様方のご厚情に対して厚くお礼申し上げます。今回整備できました新校舎や、施設備品等は時代に適合したものであり有意義に活用されており、更なる教育の質の向上に役立っているとお聞きしております。さて、世の中は長期化するコロナ禍によりニューノーマル「新しい常態」で社会に大きな変化が起こり速度も加速してきました。ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）、生活もデジタルとの共有で、仮想空間と現実空間が高度に融合させたシステムにより、経済発展と課題の解決を両立する人間中心の社会に変わります。理解に苦しむ難しい表現になりますが、現実化しています。新庄学園同窓会も長い歴史の中、その時代のＯＢ、ＯＧの努力に支えられ活動が続けておられますが、上述の変化の中、温故知新をベースに時代対応していかなくてはならないと感じております。特に各支部総会に参加させていただいた時の同窓生からの温かいお言葉はまさに強い母校愛を感じ、卒業生は「学校の宝」の意味を得心いたします。同窓生一人ひとりがこれまで以上に同窓会活動に関心を持っていただき、若い卒業生はじめ各世代の方々に主体的かつ参加していただける「会員ニーズと時代にマッチした魅力的なネットワーク」を構築できるよう努力していきたいと思います。本部役員体制の検証協議、支部構成の検証協議、ＳＮＳ活用によるタイムリーな学校、同窓会情報提供と共有、ＯＢ・ＯＧによるキャリア体験発表の場設定等、同窓会役員、学校とも相談しながらバランスの取れた同窓会活動ができるように努力していく所存です。理想ばかり言っても現実化しませんので目標を掲げ一歩一歩、更にコミュニケーションを図り、心ひとつにして強い絆で母校を支援できる組織づくりに努力してまいりたいと考えております。引き続き、温かいご理解とご支援をよろしくお願いいたします。最後に卒業生皆様方の更なるご活躍をお祈りいたします。広島県新庄学園同窓会長 長 田 克 司2２０２１年７月「会員ニーズと時代にマッチした魅力的なネットワークの構築」をめざして新校舎空撮高校校舎正面から
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