私学新庄56号
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100万羽おりづるプロジェクト【中学】ジャガイモ収穫ボランティア【高2社会探究コース】【中学】ファシリテーター養成講座【中高】折り鶴奉納【中高】芸術鑑賞会【中高】   中学校は、JRC(青少年赤十字)に加盟しており、青少年赤十字創設100周年を記念した「100万羽おりづるプロジェクト」に参加しました。はじめて折り鶴を折る生徒もおり、お互いレクチャーしながら折りました。生徒からは、「たくさん気持ちを込めて作りたいです。毎日こつこつ折ってクラスで600羽を目指します。」などの声が聞かれました。7月6日(水)、農業体験と社会貢献を目的に、地域の方の農場でジャガイモ収穫のお手伝いをしました。収穫を楽しみながら、コンテナ約5杯分のじゃがいもを掘りました。暑い中でしたが、よく働いていました。このジャガイモは、地産地消として学校の食堂にて調理され、寮生に提供されました。校外学習7月8日(金)、学年ごとに校外学習に行きました。1学年は、マツダミュージアムで、マツダの歴史や車について学び、生産ラインとそこで働く人たちの動きを間近で見学しました。筆の里工房では、「ありがとう」をテーマに絵手紙を書きました。みんな感謝の気持ちが詰まった文や絵を一生懸命書きました。2学年は、平和学習の集大成として、被爆者講話を聴き、資料館を見学しました。その後、お好み焼き体験をし、自分で作ったお好み焼きを食べました。江波山気象館は被爆建物でもあり、被爆の痕を見ていろいろ考えました。同時にサイエンスショーを見て、天気についても学ぶことができました。3学年は、午前中は八幡湿原のトレッキングガイドとの約1時間のフィールドワークでした。湿原の希少な植物や、様々な昆虫や鳥に触れる機会になり、自然の豊かさや大切さを体感し、「生物多様性の保全」について考えることができました。午後は大暮養魚場で、あまごをつかみ取りして、自分で下処理して焼いて食べました。生きたあまごを捕獲して下処理することに抵抗のある生徒もいましたが、私たちが命をいただいて生きていること、命の大切さが体感できました。7月17日(土)、18日(日)の2日間で、生徒希望者対象の「ファシリテーター養成講座」を実施しました。NPO「まなび工房」のご協力により、3年前から年に1回実施しています。今回は中3~高3まで9名の生徒が参加しました。1日目は、ファシリテーションとは何かといったことを中心に講義を受け、午後は小学生対象に実施する体験活動をシミュレーションし、スタッフとしての動きなども学びました。2日目は、1日目の活動を受けて、危機管理などを学びました。参加した生徒からは、「人とのコミュニケーションの中で1つ1つの言葉の関連性を見出しながら理解すること、又はそれを説明することが難しいと感じた」といった感想がありました。7月27日(水)、全校生徒で折った「折り鶴」を生徒会代表が平和公園に持って行きました。高校交通安全委員長生徒で折り鶴を作って平和公園に届けるという取り組みは、原爆のことや平和のことを少しでも考えるきっかけを作りたいという思いから、企画しました。最近はロシアとウクライナとの間で戦争が起こり、平和の大切さやありがたさをより感じています。今普通に学校で授業を受け、部活をして、友達と遊んでいるということは、本当に幸せなことです。こうした原爆や平和について考えた経験の折り込まれた千羽鶴を捧げます。8月24日(水)~26日(金)、学年ごとに上野学園ホールへ劇団四季の「リトルマーメイド」の鑑賞に行きました。PTAの取り組みとして「本物の芸術を生徒に見せたい」という目的で、3年に一度開催される芸術鑑賞会です。ホールでの本格的な舞台やミュージカルを初めて見る生徒も多く、鑑賞会が決まってから、とても楽吉田 祐太郎しみに待っていました。当日は俳優の宙づりでの演技や歌、大きな船のセットなどに圧倒されたり感動したりしていました。12

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