プランター野菜づくりノート
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■種のまき方―ばらまき■細かい種をまくときに、まきやすい『ばらまき』は役に立つことがあります。また、発芽に光が必要な場合によく利用します。発芽し次第、別のプランターやポットに移し変えるのが一般的です。<薄く土を覆土する場合>種を均等にまきます。まき終えたら土を薄く被せます。ただし、土が分厚く被さってしまわないように。不安なら『振るい』にかけて、静かに慎重にやりましょう。<特に発芽に強い光が必要な場合>種を均等にまきます。キッチンペーパーや、新聞紙などを直接土に被せ、静かに霧吹きで水をかけます。こうすることで土を被せる時よりも、種が日光を感じやすいため、一部の野菜では発芽率が上がります。薄く土を覆土して失敗したら、コチラを試してみてください。エコな手作り肥料家庭から出た生ゴミをベランダなどで手軽に堆肥にすることができます。発酵熱で生ゴミの水分が蒸発するので、腐敗しないという利点もあります。容器に腐葉土と米ヌカ、生ゴミを入れるだけ。堆肥が増えてきたら、半分取り出し、プランターの土と混ぜておき、容器には米ヌカを足して生ゴミを投入します。冬は小さなペットボトルに熱湯を入れて埋めておくと、湯気を立てて生ゴミを分解します。生ゴミの水分が蒸発するので、米のとぎ汁を加えて水分調整します。温度を上昇させ分解を早めるには、廃油、魚肉クズを入れると良いでしょう。●野菜くず―窒素肥料。●魚のかす―窒素、リン酸、カルシウムを含む理想的な肥料。●米のとぎ汁―リン酸肥料。●雑草・木の枝―乾燥させて燃やすと草木灰となり、速効性のカリウム肥料。●落ち葉―土の通気性、水はけを良くします。深さ等間隔9

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