プランター野菜づくりノート
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収穫葉の根元が見えるので、1.5〜2㎝位に太った物から間引きながら収穫していきます。成長が早く「す」が入りやすいので根元が少し太くなってきたら早めに収穫しましょう。甘いダイコンになるか辛いダイコンになるかは、水遣り次第です。もちろん先天的な要因もありますが、甘い品種にも関わらず辛い場合は水遣り不足が原因です。例外として先祖ガエリで辛くなることもあるようです。元肥をほどこしておけば後は必要ありません。追肥で補う場合は、1週間に1度、灌水をかねて薄い液体肥料を与えましょう。肥料双葉が開いたら3㎝間隔に間引きをし、本葉が3〜4枚の頃さらに間引いて5㎝間隔とします。間びき根 菜ハツカダイコンアブラナ科アブラナ属日当たりと乾燥に注意が必要です。日当りが悪いと根の太りが悪くなります。また、土が乾燥しすぎると太りが悪く裂根になりますが、過湿状態でも葉ばかり茂り根の太りが悪くなります。病気はあまり気になりませんが、アブラムシ、アオムシ等に注意して早めに駆除しましょう。気をつけること短期間で簡単に収穫でき、プランター栽培にはお薦めです。真夏と真冬以外ほぼ1年中栽培でき、とても便利な野菜です。害虫ハダニ・アブラムシ・ハモグリバエ・ヨトウムシ・アオムシプランターに2〜3㎝の間隔をあけ、深さ1㎝程度の穴に3粒ずつまきます。65号プランターなら3列ずつまいても良いでしょう。春まきと秋まきが作りやすく、20〜30日程で収穫できます。種まき15℃〜25℃15℃〜25℃※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。月123456789101112栽培作業手入れ作業記録欄間引き間引き種まき    収穫半日日陰可20〜30日後点まき38

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